篠塚・笹尾はシングルスで2連勝目指す 日本勢10選手が参戦<卓球・WTTフィーダーウェストチェスター>
大会報道 篠塚・笹尾はシングルスで2連勝目指す 日本勢10選手が参戦<卓球・WTTフィーダーウェストチェスター>
2022.05.11
文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーウェストチェスター 日程:5月11日~15日 場所:アメリカ・ウェストチェスター>
11日からアメリカのウェストチェスターでWTTフィーダーウェストチェスターが開幕する。今大会には日本から多数の選手がエントリーしており、シングルス、ダブルスともに上位進出を目指す。
今回は、そんなWTTフィーダーウェストチェスターの見どころを種目ごとに紹介する。
男子シングルス見どころ
男子シングルスには、日本から宇田幸矢(明治大)、戸上隼輔(明治大)、篠塚大登(愛知工業大)、田中佑汰(愛知工業大)、及川瑞基(木下グループ)、横谷晟(愛知工業大)の6選手がエントリーしている。
注目はやはり、WTTフィーダーフリーモントを制した篠塚大登(愛知工業大)だ。マティアス・ファルク(スウェーデン)や荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)ら強敵を撃破して優勝を飾った同大会では、勝負強さが光った篠塚。今大会も第12シードと優勝までの道のりは決して楽ではないが、好調を維持してWTTシリーズ2連勝を目指す。
写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部また、宇田幸矢(明治大)、戸上隼輔(明治大)も前回同様シード権を獲得している。さらに、ノーシードからベスト4まで勝ち上がった及川瑞基(木下グループ)にも注目だ。
写真:トム・ジャービス(イングランド)/提供:WTT海外勢もほとんどがWTTフィーダーフリーモントに出場した選手が今大会にもエントリーしている。中でも、ノーシードから下馬評を覆してシングルス準優勝に輝いたトム・ジャービスには注意したい。なお、今大会は1回戦で戸上と対戦することになっており、初戦から目が離せない。
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## 女子シングルス見どころ
女子シングルスには、日本から森さくら(日本生命)、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)、笹尾明日香(日本生命)、吉本はな(貝塚第二中)の4選手がエントリーしている。
写真:笹尾明日香(日本生命)/提供:WTT特に日本勢では、笹尾明日香(日本生命)に注目したい。WTTフィーダーフリーモントではノーシードからトーナメントを勝ち上がり、決勝では小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)との日本勢対決を制して優勝。10日に更新された世界ランキングでも92位と、今大会に出場する日本勢の女子選手では最高位に位置している。WTTシリーズ2連勝を期待されるプレッシャーの中、実力を発揮して勝ち上がることはできるか。
写真:申裕斌(シンユービン・韓国)/提供:WTT日本勢以外では、第1シードの申裕斌(シンユービン・韓国)が優勝候補に挙げられる。WTTフィーダーフリーモントでは準決勝で笹尾に敗れるも、東京五輪韓国代表の名に恥じない強さを見せていた。今大会でも上位進出が予想される。
男子ダブルス見どころ
男子ダブルスには、日本から戸上隼輔/宇田幸矢ペア、篠塚大登/田中佑汰ペア、及川瑞基/横谷晟ペアがエントリーしている。
写真:宇田幸矢と戸上隼輔(明治大)/提供:WTTWTTフィーダーフリーモントでは宇田/戸上ペアと篠塚/田中ペアが決勝に勝ち上がり、フルゲームの激戦を制して宇田/戸上ペアが優勝を果たした。今大会も世界ランキング1位の実力を発揮して、優勝を狙う。
女子ダブルスには、日本から森さくら/笹尾明日香ペアがエントリーしている。今大会もノーシードでの出場となるが、WTTフィーダーフリーモントで優勝を果たした勢いで、2連勝なるか。
写真:鄭怡静(チェンイーチン)とLI Yu-Jhun(チャイニーズタイペイ)/提供:WTTまた、海外勢ではWTTフィーダーフリーモント準優勝で第1シードの鄭怡静(チェンイーチン)/LI Yu-Jhun(チャイニーズタイペイ)ペアが優勝の有力候補だとなっている。
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