木造・田中ペア、男子複準優勝 女子複では中国下し優勝したペアも<WTTコンテンダーラシュコ大会>
男子ダブルス総括
写真:木造勇人/田中佑汰(愛知工業大)ペア/提供:WTT男子ダブルス決勝には、木造/田中ペアが登場した。予選では2回戦で林高遠(リンガオユエン)/趙子豪(チャオズーホウ・中国)ペアを3-2で下し1位通過を果たした。決勝の相手は予選2回戦と同じ林高遠/趙子豪ペアとなった。
写真:林高遠・趙子豪ペア/提供:WTT試合は序盤から互角の展開が続くも中国ペアが一歩優位に立ち第1ゲームを奪う。第2ゲームも立て続けにとり、中国ペアが優勝に王手をかけた。木造/田中ペアも善戦するが、最後は11-9で中国ペアが予選のリベンジを果たした。木造/田中ペアは惜しくも準優勝という形で男子ダブルスを終えた。
写真:篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電高)ペア/提供:WTT日本代表から参戦していたもう1組の篠塚/谷垣佑真(愛工大名電高)ペアもまた、予選1回戦で林高遠/趙子豪ペアと対戦し、0-3のストレート負けを喫している。
写真:マニカ・バトラ/Archana Girish KAMATH(インド)/提供:WTT女子ダブルス決勝にはマニカ・バトラ/Archana Girish KAMATH(インド)ペアが登場。準決勝では、優勝候補の筆頭であった王藝迪(ワンイーディー)/劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)ペアとフルゲームに及ぶ熱戦を繰り広げ、3-2で勝利して決勝まで進んできた。
写真:アドリアーナ・ディアス/メラニー・ディアス(プエルトリコ)ペア/提供:WTTアドリアーナ・ディアス/メラニー・ディアス(プエルトリコ)ペアもまた、優勝候補である曾尖(ゼンジャン)/リン・イエ(シンガポール)ペアを3-1で下して勝ち上がってきた。試合はマニカ・バトラ/Archana Girish KAMATH(インド)ペアが終始優位に立ち、2ゲームを連取。
ディアス姉妹のペアも第3ゲームでデュースまでもっていき流れを掴みたかったが、インドペアが逃げ切り3-0のストレートで優勝を飾った。
混合ダブルス総括
写真:王楚欽/王藝迪(中国)ペア/提供:WTT混合ダブルスの決勝は中国勢同士の対決となった。王楚欽(ワンチューチン)/王藝迪ペアは初戦でサティアン・グナナセカラン/マニカ・バトラ(インド)ペアを3-0のストレートで破ると、決勝まで1ゲームも落とさずに勝ち上がってきた。一方、梁靖崑/劉煒珊ペアは初戦でルーマニアのペアを下すと、準決勝ではインドのペアに3-0のストレートで勝利して決勝に進んできた。
写真:梁靖崑、劉煒珊ペア/提供:WTT試合は、王楚欽/王藝迪ペアが試合の主導権を握り第1、第2ゲームを取って優勝に王手をかけた。梁靖崑/劉煒珊ペアも第3ゲームを取って勢いに乗りたかったが反撃もここまで。王楚欽/王藝迪ペアが第4ゲームを11-3で取り、優勝を飾った。
最終成績
男子シングルス
1位 梁靖崑(リャンジンクン・中国)
2位 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
3位 ジョン・パーソン(スウェーデン)、劉丁碩(リュウディンシュオ・中国)
女子シングルス
1位 王藝迪(ワンイーディー・中国)
2位 劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)
3位 サビーネ・ウィンター(ドイツ)、マニカ・バトラ(インド)
男子ダブルス
1位 林高遠/趙子豪(中国)
2位 木造勇人/田中佑汰
3位 王楚欽/梁靖崑(中国)、Laurens DEVOS/Olav KOSOLOSKY(ベルギー)
女子ダブルス
1位 マニカ・バトラ/Archana Girish KAMATH(インド)
2位 アドリアーナ・ディアス/メラニー・ディアス(プエルトリコ)
3位 王藝迪/劉煒珊(中国)、曾尖(ゼンジャン)/リン・イエ(シンガポール)
混合ダブルス
1位 王楚欽/王藝迪(中国)
2位 梁靖崑/劉煒珊(中国)
3位 Dimitrije LEVAJAC/Izabela LUPULESKU(セルビア)、Archana Girish KAMATH/Manav Vikash THAKKAR(インド)
WTT(World Table Tennis)とは
ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。
これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部
木造勇人インタビュー(2019年9月公開)
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【世界レベル】木造/田中(愛知工業大)vs戸上/宇田(明治大)
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