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男子は松島が中学生対決を制す 男女合わせて計6名の代表が決定<世界ユース選手権国内選考会>
大会報道 男子は松島が中学生対決を制す 男女合わせて計6名の代表が決定<世界ユース選手権国内選考会>
2021.10.29 文:ラリーズ編集部
<世界ユース選手権団体国内最終選考合宿 日時:10月25日~10月27日 場所:大分県・杵築市文化体育館>
27日、世界ユース選手権の団体代表をかけて行われていた国内最終選考合宿で全試合が終了した。この選考会で、男子は松島輝空(JOCエリートアカデミー/星槎中)と吉山和希(愛工大名電中)の2名、女子は白山亜美(明徳義塾高)と小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎高)、張本美和(木下アカデミー)、青木咲智(ミキハウスJSC)の4名が代表権を獲得した。
男子決勝戦は中学生同士に
男子決勝は全国中学校卓球大会の準決勝と同じカードとなった。ともに準決勝で愛工大名電高の選手に勝利して決勝まで進んできた。試合は、吉山が11-2で第1ゲームを取り、好スタートを切る。
写真:吉山和希/撮影:ラリーズ編集部しかし、松島が第2、第3ゲームを連続で取って1位通過に王手をかける。吉山も第4ゲームを取って、ゲームカウント2-2で最終ゲームに突入した。最後は接戦を松島が制し、松島が1位通過を決めた。男子は松島と吉山の2名がU18の代表権を獲得し、既に代表権を獲得している濵田一輝(愛工大名電高)、篠塚大登(愛工大名電高)と合わせて本戦に出場する。
試合結果
〇松島輝空 3-2 吉山和希
2-11/11-4/11-7/6-11/11-8
女子は明徳義塾のエースが1位通過
写真:白山亜美(明徳義塾)/撮影:ラリーズ編集部女子決勝には明徳義塾のエース・白山とカットマンの小塩が登場。小塩の切れ味抜群のカットに対して白山が丁寧に対応し、第1ゲームを奪う。第2ゲームも白山が続けて取り、1位通過に王手をかけた。
写真:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部第3ゲームでは小塩も粘りデュースにもつれ込んだが、最後は白山が取り切り、白山が1位通過を決めた。女子は決勝に進んだ白山と小塩がU18の代表に、中学生で上位に進出した張本と青木がU15の代表になることがそれぞれ決まった。U18では、大藤沙月(ミキハウスJSC)と木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎高)の2名が既に代表権を獲得しているため、U18代表4名がそろった。U15代表の残り2名は、29日から開催の全日本カデットで14歳以下シングルス優勝者と13歳以下シングルス優勝者が選出される。
試合結果
〇白山亜美 3-0 小塩遥菜
11-7/11-9/13-11
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