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早田ひな、47年ぶり3冠の歴史的快挙 戸上は日本勢51年ぶりの個人3冠なるか<卓球・アジア選手権>

最終日見どころ

写真:戸上隼輔(明治大学)/提供:新華社/アフロ
写真:戸上隼輔(明治大学)/提供:新華社/アフロ日本勢からは戸上が男子シングルス準決勝、長﨑美柚(日本生命)/安藤ペアが女子ダブルス準決勝に挑む。戸上は準決勝を制すと、日本勢23年ぶりの決勝進出となり、優勝を飾れば日本勢では47年ぶりの快挙となる。さらに、個人種目で男子日本では1970年大会の長谷川信彦氏以来、近年では2015年大会での樊振東(ファンジェンドン・中国)以来となる3冠を達成することができる。

準決勝では、攻守ともにバランスの良い李尚洙(イサンス・韓国)が相手だ。強敵を倒し歴史的快挙を成し遂げることができるのか。

長﨑美柚、安藤みなみ
写真:長﨑美柚(日本生命)・安藤みなみ(トップ名古屋)ペア/撮影:ラリーズ編集部一方女子ダブルスでも長﨑/安藤ペアが、2017年の伊藤美誠(スターツ)/平野ペア以来の決勝進出、そして1972年のアジア卓球連合創設以来初の日本勢優勝に向けて準決勝に臨む。相手は両者がシングルスで敗れた田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)だ。日本ペアにとっては苦しい相手だが、抜群のコンビネーションで日本に大金星をもたらすことができるのか。

男子シングルス、女子ダブルスはともに片時も目が離せない試合となるだろう。

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男子ダブルス準決勝

〇戸上隼輔/宇田幸矢 3-0 カマル・アチャンタ/サティアン・グナナセカラン(インド)
11-5/11-9/13-11

男子ダブルス決勝

〇戸上隼輔/宇田幸矢 3-1 張禹珍(チャンウジン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
13-11/11-8/8-11/11-9

*戸上/宇田ペア、日本勢45年ぶりの優勝

女子シングルス 準決勝

安藤みなみ 1-3 申裕斌(シンユビン・韓国)〇
11-8/9-11/8-11/7-11

〇早田ひな 3-2 芝田沙季
11-7/8-11/11-9/8-11/12-10

女子シングルス 決勝

〇早田ひな 3-1 申裕斌
7-11/11-4/11-8/11-4

*早田ひな、日本勢47年ぶりの3冠達成

混合ダブルス 決勝

〇戸上隼輔/早田ひな 3-1 張禹珍(チャンウジン)/ 田志希(チョンジヒ・韓国)
6-11/11-9/11-7/11-9

*戸上/早田ペア、日本勢43年ぶりの優勝

最終日 試合予定

男子シングルス 準決勝

戸上隼輔 – 李尚洙(イサンス・韓国)
張禹珍(チャンウジン・韓国) – 荘智淵(チャンチーユエン・チャイニーズタイペイ)

女子ダブルス 準決勝

長﨑美柚/安藤みなみ – 田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)
杜凱琹(ドゥホイカン)/李皓晴(リホチン・中国香港) – 鄭先知(ジェンシェンチー)/LIU Hsing Yin(チャイニーズタイペイ)

アジア選手権とは

アジア選手権は、2~3年ごとにアジア各国の予選を勝ち抜いた選手によって、アジアNo.1を決める大会である。卓球の全種目(男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・男女団体)が行われ、各種目で優勝者が決まる。

日本勢の記録としては2017年大会の女子シングルスで平野美宇(日本生命)が中国勢3人に連続で勝利して優勝したことが記憶に新しい。ほかにも前回大会では男子ダブルスで吉村真晴(愛知ダイハツ)/戸上隼輔(明治大)ペアが3位、女子ダブルスで平野/石川佳純(全農)ペアと芝田沙季(ミキハウス)/佐藤瞳(ミキハウス)ペアがともに3位入賞を果たしている。

今大会では中国代表が、先日の第14回全中国運動会卓球競技の開催と、11月に控える世界選手権に向けたトレーニング等への影響を考慮し、WTT大会とともに不参加を表明している。また、日本からも東京五輪代表の選手は参加せず、6月の国内選考会を勝ち抜いた代表選手が参加することとなる。

戸上隼輔インタビュー(2020年1月公開)

戸上隼輔
写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭>>卓球界の次世代ホープ・戸上隼輔 リオ銀吉村育てた名将と歩んだ高校生王者への道

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