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ボル、オフチャロフ不在も 選手層の厚さ見せたドイツが優勝<卓球・ヨーロッパ選手権>

ミッテルハムがツインエースを撃破

女子団体決勝には、ドイツとルーマニアが勝ち上がってきた。ドイツは今大会、東京五輪代表のペトリッサ・ゾルヤが欠場。男子同様主力を欠きながらも、選手層の厚さを見せ、決勝まで勝ち進んできた。

ニーナ・ミッテルハム
写真:ニーナ・ミッテルハム/提供:ETTU1番シングルスでは、先日のヨーロッパトップ16で優勝したニーナ・ミッテルハム(ドイツ)と、ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)が対戦。このカードは奇しくもヨーロッパトップ16準決勝の再戦となり、リベンジに燃えるスッチが第1、第3ゲームを制し、勝利に王手をかける。しかし、ミッテルハムは第4ゲームを奪うと、最終第5ゲームも逆転の末に勝利。フルゲームの熱戦を制して、ドイツに貴重な1勝をもたらした。

ベルナデッタ・スッチ
写真:ベルナデッタ・スッチ/提供:ETTU続く2番シングルスはサビーネ・ウィンター(ドイツ)が勝利。3番シングルスはドデアン・モンテイロ(ルーマニア)が制し、マッチカウント2-1となった4番シングルスに再びミッテルハムが登場する。相手は、スッチと並ぶルーマニアのエース、エリザベタ・サマラ。先に2ゲームを奪われる苦しい展開になるが、1番シングルス同様逆転勝利。ミッテルハムの2点取りの活躍で、ドイツがヨーロッパ王者に輝いた。

ミッテルハム 試合後コメント

「まさか再びスッチと対戦するなんて思ってもいなかった。彼女はとても危険な選手だし、個人的に彼女のようなプレースタイルの選手と再び対戦するのは難しいと思っていた。試合の序盤は彼女が勝っていたけど、私も修正し、勝つためのカギは総じてメンタルの強さだと思っていた。(最終ゲームで)5-9とリードされて諦めかけたことは覚えているけど、そこからどうやって勝ったのかは説明できないわ。ただひたすら、一点ずつ取ることに集中していただけ」

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ドイツ代表
写真:女子ドイツ代表/提供:ETTU1位 ドイツ
2位 ルーマニア
3位 ポルトガル、フランス

邱党インタビュー(2019年9月公開)

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