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卓球男子日本、台湾に惜敗で決勝に進めず 戸上/早田は準決勝で五輪代表に挑む<アジア選手権>

5日目見どころ

村松雄斗
写真:村松雄斗(東京アート)/撮影:ラリーズ編集部5日目からは個人戦で日本勢が多数登場する。男子シングルスでは篠塚以外の4名が1回戦から試合に臨む。男子団体のリベンジを果たせるかどうかに期待だ。男子ダブルスでも初戦を勝ちあがった木造/吉村ペアと、宇田幸矢(明治大)/戸上ペアが2回戦に出場する。今大会男子ダブルスのみの出場となった宇田だが、戸上とのペアで優勝に向けて勝ち上がれるかどうか期待だ。

早田ひな
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部女子シングルスでは2回戦からライバルである韓国や中国香港の選手と当たる。長﨑は第1シードの田志希(チョンジヒ・韓国)と対戦することとなった。女子団体決勝では早田が田志希に3-1で勝利している。長﨑にとってはここが正念場だ。一方早田も李皓晴(リホチン・中国香港)と対戦する。WTT大会に続いて、ドーハの地で2大会連続優勝を目指す早田は2回戦を制すことができるか。ほか、佐藤瞳(ミキハウス)。芝田沙季(ミキハウス)、安藤が同じく2回戦に臨む。

佐藤瞳、芝田沙季
写真:芝田沙季/佐藤瞳(ミキハウス)ペア/撮影:ラリーズ編集部女子ダブルスでは長﨑/安藤ペア、佐藤/芝田ペアがともにイランのペアに挑む。長﨑/安藤ペアはWTT大会で優勝、佐藤/芝田ペアも過去にアジア選手権ベスト4に輝くなどともに実力のあるペアとして、負けられない試合となるだろう。そして混合ダブルス準決勝で戸上/早田ペアが、東京五輪代表である黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)ペアと対戦する。先日のWTT大会では対戦することはなかったが、五輪代表のペア相手にはハイレベルな戦いが要求される。ここを勝ち切って、決勝へ進めるか。注目の試合だ。

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男子団体準決勝 日本 2-3 台湾

木造勇人 0-3 陳建安(チェンジェンアン)〇
6-11/6-11/11-13

〇戸上隼輔 3-0 黄彦誠(ハンヤンチェン)
11-4/11-8/11-5

篠塚大登 1-3 馮翊新(フェンイーシン)〇
11-6/8-11/7-11/7-11

〇木造勇人 3-1 黄彦誠(ハンヤンチェン)
7-11/11-9/11-9/11-5

戸上隼輔 2-3 陳建安(チェンジェンアン)〇
11-4/7-11/5-11/11-9/7-11

女子シングルス 1回戦

〇長﨑美柚 3-0 Haiqa HASSAN(パキスタン)
11-2/11-5/11-1

男子ダブルス 1回戦

〇木造勇人/吉村和弘 3-0 Asad ALRAISI/Haitham AL-MANDHARI(オマーン)
11-2/11-9/11-4

混合ダブルス 3回戦

木造勇人/安藤みなみ 1-3 PANG Yew En Koen/リン・イエ(シンガポール)〇
11-5/9-11/4-11/7-11

〇戸上隼輔/早田ひな 3-0 Napat THANMATHIKOM/Wirakarn TAYAPITAK(タイ)
11-4/11-5/11-3

混合ダブルス 準々決勝

〇戸上隼輔/早田ひな 3-2 馮翊新(フェンイーシン)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)
7-11/11-5/11-8/12-14/11-7

5日目 日本勢試合予定

男子ダブルス 2回戦

木造勇人/吉村和弘 – PANG Yew En Koen/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)
宇田幸矢/戸上隼輔 – Zokhid KENJAEV/Abdulaziz ANORBOEV(ウズベキスタン)

男子シングルス 1回戦

吉村和弘 – Bilegt BATKHISHIG(モンゴル)
木造勇人 – Moosa AHMED(モルディブ)
村松雄斗 – Mohammad SALAMEH(ヨルダン)
戸上隼輔 – Ebrahim Abdulhakim GUBRAN(イエメン)

男子シングルス 2回戦

篠塚大登 – 未定

女子シングルス 2回戦

長﨑美柚 – 田志希(チョンジヒ・韓国)
安藤みなみ – Sadia Rahman MOU(バングラデシュ)
佐藤瞳 – 申裕斌(シェンユービン・韓国)
芝田沙季 – リン・イエ(シンガポール)
早田ひな – 李皓晴(リホチン・中国香港)

女子ダブルス 1回戦

長﨑美柚/安藤みなみ – Shima SAFAEI/Maryam FAREI(イラン)
佐藤瞳/芝田沙季 – Neda SHAHSAVARI/Marshid ASHTARI(イラン)

混合ダブルス 準決勝

戸上隼輔/早田ひな – 黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)

アジア選手権とは

アジア選手権は、2~3年ごとにアジア各国の予選を勝ち抜いた選手によって、アジアNo.1を決める大会である。卓球の全種目(男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルス・男女団体)が行われ、各種目で優勝者が決まる。

日本勢の記録としては2017年大会の女子シングルスで平野美宇(日本生命)が中国勢3人に連続で勝利して優勝したことが記憶に新しい。ほかにも前回大会では男子ダブルスで吉村真晴(愛知ダイハツ)/戸上隼輔(明治大)ペアが3位、女子ダブルスで平野/石川佳純(全農)ペアと芝田沙季(ミキハウス)/佐藤瞳(ミキハウス)ペアがともに3位入賞を果たしている。

今大会では中国代表が、先日の第14回全中国運動会卓球競技の開催と、11月に控える世界選手権に向けたトレーニング等への影響を考慮し、WTT大会とともに不参加を表明している。また、日本からも東京五輪代表の選手は参加しないこととなり、6月の国内選考会を勝ち抜いた代表選手が参加することとなる。

安藤みなみインタビュー(2021年2月公開)

安藤みなみ
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