
【卓球技術】“鉄壁の安定感”バックショートの基本を身に付けるコツ
ボールとの距離感
加藤:3つ目のポイントは、ボールとの距離感です。
バックショートをするときは、身体が台に近くなりがちになってしまいます。しかし、そうすると深いボールが来た時に腕が動かせずに詰まってしまいます。
そのため、スイングの中のインパクトの瞬間のラケットの位置が身体から離れすぎず、近すぎず丁度良い距離になるように意識することが大切です。
加藤:最後にいくつか体の使い方について説明します。
体重移動
まず、体重移動についてですが、このときに手だけで打球するのではなく、下半身を使うことを意識しましょう。
毎回、しっかりと下半身を使って打つことで、ボールがずれたところに来ても、無意識の足が動いて対応することができるようになります。
また、シェークハンドではフォアとバックで体重移動の向きが異なっていますが、ペンではこのようにフォアとバックのどちらでも体重移動を右から左に行うことで、フォアとバックの切り替えがやりやすくなるというペンならではの利点もあります。
フォア・バックの切り替え
次にフォアとバックの切り替えについてですが、このときにはバックショートの打点が早くなりすぎないようにしましょう。
バックショートはつい打点が早くなってしまいがちですが、あまり早くしすぎると次のフォアハンドが遅れてしまう原因になります。バックショートは点を取る技術ではなく、あくまでもフォアハンドへの繋ぎの技術ですので、切り替え練習をするときにはフォアとバックのリズムを崩さないように注意しましょう。
皆さんも、上記のポイントを意識して、ぜひバックショートをマスターしましょう。
実際の練習動画 4:17~
## 動画はこちら 【卓球】バックショートの基本を覚えて鉄壁の安定感を作ろう!
## KATO卓ちゃんねる
【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座 加藤拓也コーチ編
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports