
“夢のダブルス”張本智和/水谷隼が白星 張本のレシーブ力に水谷驚愕<卓球・ドリームマッチ>
水谷隼(木下グループ)コメント
急遽、張本選手とのペアだったが
話を聞いたのは2,3日前。昨日30分だけ練習しただけだった。(今日やってみて)すごく頼りになるなと。自分は今までいろんな選手とペアと組ませてもらってきたが、その中でもピカイチだったという印象です。
特にどういう点が?
一番驚いたのが、レシーブの威力。レシーブで得点を取ることもできる。相手が張本に対して4、5本サーブミスしていた。サーバーがプレッシャーに感じてたんだと思う。僕のときはまったくなかったが(笑)
五輪本番でもオプションの一つとして、無くはないと思うが、どうか?
初めて組んでみて、感触は良かった。何かトラブルがあったり、対戦相手に応じて、このペアで行く可能性も0ではないと思っています。
丹羽選手が練習に参加できない状況をどう捉えているか
この1週間くらいは男子ダブルスの練習はできてませんが、僕はやるべきことはたくさんあるので、丹羽が元気で戻ってくるまでは、ミックスWと団体シングルスの練習に集中したい。
張本選手のレシーブの話もあったが、サーブレシーブ
今日は、自分で行くより4球目・5球目をパートナーに任せながらが多かったです。実際、オリンピックではもっと積極的にチキータを使っていかなければいけないですし、今日数本使って、良いポイントになったボールもあった。
今日の張本を見ても、チキータがあるからこそ、相手も恐れてサーブミスをする場面があったので、自分もそういうふうに、レシーブから積極的に得点できるような強さを求めていきたいです。
以前、自分のレシーブからの展開を課題に挙げていたが
全てをチキータで狙っていくのではなくて、本当に大事な勝負どころで、チキータや、相手にとって意外なレシーブができるように心がけています。
倉嶋監督コメント
男子ダブルスについて
張本については、ダブルス経験が少ない中で、自分の特徴を生かして良くプレーしていたなと。水谷はまだ万全ではないが、かなりいい感覚になってきたなと思います。
3人の中で組んだら、水谷・張本ペアが一番強いのはたぶん間違いないと思います。ただ、対戦する国によってペアリングをどう変えるかというのは、今大会の一つの課題。その中で言えば、まだサーブ・レシーブも含めたコンビネーション的にまだ100%ではない。もう少し時間があるので、その辺りをしっかり作っていければ。
丹羽の状態は
今日の朝はもう平熱に戻って、食事も取れている。明日から練習を再開する予定。
水谷隼インタビュー
写真:水谷隼(木下グループ)/撮影:伊藤圭>>第1話「全盛期の7割あれば十分」 水谷隼、最後の大舞台へ懸ける思い
>>第2話 「金メダルの可能性は20%」伊藤美誠との“最強ペア”で描く水谷隼のゲームプラン
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