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インカレ優勝15回の強豪・専修大学卓球部女子が挑む“卓球の男子化”

木村、出澤に次ぐ3,4番手が優勝の鍵

——今年のチームで言うと、エースの木村選手と1年生の出澤選手が中心的存在かと思います。 春のリーグ戦は中止となりましたが、今後のインカレなどでは上位進出が期待できるのではないでしょうか?

加藤監督:2人(木村、出澤)がいるので楽しみなのですが、正直なところ、2人が落としたら勝てない、だと苦しい。大事なのは3人目と4人目なので、今鍛えています。 ——3、4番手争いに入りそうなのはどの選手でしょうか? 加藤監督:全員がほとんど同じくらいのレベルなのですが…。 明徳義塾から入った2年生の船場清華は期待しています。回転をかけるのが主流の現代卓球ではあまりいない、スマッシュをよく打つスタイルなので、相手の予想外なプレーをするタイプです。

写真:インターハイではシングルスベスト8の実績を誇る船場清華(専修大学2年)/撮影:槌谷昭人
写真:インターハイではシングルスベスト8の実績を誇る船場清華(専修大学2年)/撮影:槌谷昭人加藤監督:あとは4年生の2人、キャプテンでカットマンの加藤亜実(明徳義塾高校出身)とバック表の柴田理彩(希望が丘高校出身)、3年生の大島奈々(愛知みずほ大学瑞穂高校出身)も期待しています。 写真:加藤亜美(専修大学)/撮影:槌谷昭人
写真:インターハイでは団体準優勝に輝いた加藤亜実(専修大学)/撮影:槌谷昭人写真:柴田理彩(専修大学)/撮影:槌谷昭人
写真:インターハイダブルス3位の実績を持つ柴田理彩(専修大学)/撮影:槌谷昭人大島奈々
写真:インターハイでは団体・ダブルス3位の成績を残した大島奈々(専修大学)/撮影:槌谷昭人——メンバーも揃っている今季は楽しみですね。春のリーグ戦の中止が残念です。 加藤監督:4月の終わりまで、春のリーグ戦に向けて頑張っていて、とても良い雰囲気で練習ができていました。しかし、リーグ戦が中止となった瞬間に、全体的に少し気持ちが切れてしまいました。 そこからは一度オフを挟んで気持ちを切り替え、練習試合や紅白戦などを入れて、徐々にチームの意識を高めるようにはしています。

直近の他校との練習試合でもしっかり勝てましたし、今年優勝できなかったら、優勝できる年はなくなる、くらいの覚悟で戦っています

——インカレや秋リーグ、期待しています! 写真:木村香純にアドバイスする加藤充生樹監督/撮影:ラリーズ編集部
写真:木村香純にアドバイスする加藤充生樹監督/撮影:ラリーズ編集部(第2話 「すごいね」と言われている間はダメ “日本卓球界のニューヒロイン”木村香純の決意 に続く)

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>>“エース依存”から“全員が殊勲賞”へ 専修大学卓球部がリーグ制覇できたワケ

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