木造勇人、男子単で初優勝 愛工大が全種目で優勝飾る<東海学生卓球選手権>
国内大会 木造勇人、男子単で初優勝 愛工大が全種目で優勝飾る<東海学生卓球選手権>
2021.06.15 文:ラリーズ編集部
<東海学生卓球選手権 6月12~13日 場所:一宮市総合体育館>
6月12日と13日の2日間にわたって、愛知県の一宮市総合体育館で東海学生卓球選手権が行われた。コロナウイルスの感染予防のため、無観客試合で行い、参加する選手は検温とアルコール消毒が義務付けられた。男女シングルス、男女ダブルスの全4種目が行われ、すべての種目において決勝は愛知工業大学の選手による同士討ちとなった。
男子シングルスでは木造が横谷との同士討ちを制す
写真:横谷晟(愛知工業大)/提供:東海学生卓球連盟男子シングルス決勝には木造勇人(愛知工業大)と横谷晟(愛知工業大)が登場した。木造は準決勝で髙見真己(愛知工業大)とフルゲームに及ぶ熱戦を3-2で制し決勝の舞台に立った。一方横谷は準決勝で劉念(朝日大)を3-1で下し決勝に進んだ。
決勝では木造が横谷を圧倒し、11-6、11-5と連続で2ゲームを取り王手へ。横谷が挽回を試みるも、最後は11-2で木造が抑え3-0のストレートで優勝を決めた。木造にとっては2018年度大会以来、3大会ぶりの表彰台かつ初優勝となった。
女子シングルスは信田が前回大会を超える活躍
写真:女子シングルス優勝の信田ことみ(愛知工業大)/提供:東海学生卓球連盟女子シングルス決勝には信田ことみ(愛知工業大)と大川真実(愛知工業大)が登場。信田は準決勝で後輩である岡田琴菜(愛知工業大)を3-1で下し決勝へ進んだ。対する大川は準決勝で、前回大会ベスト16に入った石田瑳歩(中京大)を3-0のストレートで破り、1年生ながら決勝まで勝ち進んだ。
決勝では信田が終始大川を圧倒する展開となった。信田が2ゲームを先取し王手をかけると、続く3ゲーム目も大川にゲームポイントを渡さずに信田が取り切り優勝を飾った。信田は前回大会でのベスト8から躍進する形となった。
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