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【卓球技術】“勝敗を分ける繋ぎの一球”バックループドライブ 回転、軌道、長さのポイントは?

ポイントは「前に振らないこと」と「面の下を引き上げること」

吉田:まずこのループドライブの1つ目のポイントは前に振らないことです。前に振ると軌道が低くなってネットにかかってしまいます。

2つ目のポイントは打球時にラケット面の下の方を上に引き上げるように意識することです。こうすると球を押す力が少なくなって高い軌道の打球になります。このときに面の上の方を倒すようにしてしまうと、結果として面が下を向くのは同じでも、低い軌道の打球となってしまい安定しません。

慣れてきたら身体を使って打つとより安定した打球になるでしょう。

また打球点は身体の近くで打ち、打点も頂点から落として打つと安定します。打球時のラケット面の角度は、ボールの真後ろか、少し下をこすってやるくらいにすると高い軌道になります。

実際の練習動画 2:24~

## 絶対にミスせずに入れる方法

吉田:絶対にミスせずに入れる方法は、ドライブの軌道の頂点をネットよりも自分側に持ってくることです。

回転は強め、軌道は高め、長さは浅め
頂点をネットより自分側にボールは頂点から落ち始めるので、これを意識するとオーバーミスはなくなります

また同じバックドライブでも打球のときにラケットの上の方を倒すとスピードドライブ、下の方を引き上げるとループドライブになります。この2つを場面に応じて使い分けられると効果的です。

実際の練習動画 6:08~

## 難しい球を誤魔化すために

吉田:理想はすべての球を強く打つことですが、それはできません。

急に来た質の高い難しい球に対して、このバックループドライブが打てると繋ぎになり時間的な余裕ができます。

また、相手も回転のかかったループドライブに対して守りの体勢に入ることも多いので、自分の攻めるパターンに持ち込みやすいのも利点です。強打ではなくてもループドライブでこちらが攻めているという意識も植え付けることができます。

ループドライブの練習をしていると、卓球に大事な“つかむ”感覚を身につけることもできます。ぜひループドライブの練習をしてみてください。

動画はこちら 【卓球】バックドライブ(ループ)のコツ!絶対にオーバーミスしないポイントも教えちゃいます!

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