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大阪成蹊大が男女でインカレ決定 関東では埼玉大が出場へ<卓球・インカレ関西&関東予選>

国内大会 大阪成蹊大が男女でインカレ決定 関東では埼玉大が出場へ<卓球・インカレ関西&関東予選>

2021.05.24 文:ラリーズ編集部
<全日本大学総合選手権団体の部関西予選 京都市横大路運動公園体育館 5月15~16日>

5月15日~16日にかけて、全日本大学総合選手権団体の部(以下、インカレ)関西予選が行われ、関西二部リーグに所属する大阪成蹊大学が男女ともに予選を勝ち抜き、インカレ出場権を獲得した。

>>男子は関西大・津村優斗、女子は大阪成蹊大・皆川優香がV<関西学生卓球選手権>

皆川姉妹が単複で計10勝

2018年の創部からわずか3年でのインカレ出場を勝ち取った、大阪成蹊大学女子卓球部。原動力となったのは、間違いなく皆川優香、皆川愛華姉妹だ。

皆川優香
写真:皆川優香/撮影:ラリーズ編集部皆川姉妹は、予選リーグから単複で全試合に出場。決勝トーナメント1回戦では、一部校の近畿大学から皆川姉妹が単複で3点取りをしてインカレ出場を決めると、続く準々決勝では同じく一部校の龍谷大学から皆川姉妹がまたもや3点取り。今大会、二人で計10勝を挙げ、大阪成蹊大学をインカレ出場に導いた。

また、同じく関西二部リーグ所属の千里金蘭大学もインカレ出場を決めた。

吉田和也
写真:千里金蘭大学卓球部監督の吉田和也氏(中央)/撮影:ラリーズ編集部2017年の秋季リーグで三部に昇格して以降、少しずつ地力をつけてきた同校は、近畿大学OBで最近ではYouTubeでも人気の吉田和也氏が監督を務める。2020年の秋季リーグでは二部3位という好成績を収め、決勝トーナメント1回戦では佛教大学に勝利して、インカレへの切符を掴み取った。

その他には、同志社大学、神戸松蔭女子学院大学など、関西一部の大学が順当に予選を突破した。

インカレ関西予選 女子通過大学一覧

1位:同志社大学
2位:立命館大学
3位:神戸松蔭女子学院大学
4位:大阪成蹊大学
5位:龍谷大学
6位:関西大学
7位:京都産業大学
8位:千里金蘭大学

※2019年度のインカレでベスト8入りした関西学院大学は無条件出場

大阪成蹊大が創部3年でインカレ切符を掴む

女子と同じく創部3年でインカレ出場を決めた大阪成蹊大学。全日本選手権男子シングルス、混合ダブルスに出場経験のある西竜輝や、長崎の名門・瓊浦高校出身の呂昕彦を主軸に、東山高校出身で昨年の全日学選抜にも出場した今井淳彦や大阪桐蔭高校出身の吉本翼が脇を固める。今大会は決勝トーナメント準々決勝で近畿大学に敗れるも、大阪商業大学との7位決定戦を制して、念願のインカレ切符を掴み取った。

また、その他には2020度の秋季リーグ王者・同志社大学や、2019年度の秋季リーグで53年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた関西大学が順当に勝ち上がった。

永田悠貴
写真:永田悠貴(同志社大学)/撮影:ラリーズ編集部今年度のインカレは京都で開催が予定されており、関西勢にとっては地元開催となる。2019年度のインカレでベスト4に入賞した関西学院大学に続いて、関西勢から上位進出を狙いたいところだ。

インカレ関西予選 男子通過大学一覧

1位:立命館大学
2位:龍谷大学
3位:関西大学
4位:同志社大学
5位:近畿大学
6位:大阪経済法科大学
7位:大阪成蹊大学

※2019年度のインカレでベスト8入りした関西学院大学は無条件出場

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