東京五輪卓球競技、各国男女団体メンバー発表 総勢93名

卓球ニュース 東京五輪卓球競技、各国男女団体メンバー発表 総勢93名

2021.05.23 文:ラリーズ編集部
20日、東京五輪卓球競技団体戦のメンバーが発表された。男子は16ヵ国のNOC(国内オリンピック委員会)、女子は15ヵ国から発表され、計93名の選手が参加する予定だ。

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  • [6 丹羽孝希インタビュー]()

出場チーム発表

各国のNOCは1チームにつき3選手を団体戦にエントリーしており、その内2名がシングルスへの出場を認められている。混合ダブルスとシングルス出場選手については、6月に発表される予定だ。

注目チーム・選手

自国開催となる日本にまずは目を向けよう。世界ランキング日本人トップの張本智和(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)はドーハ開催のWTTスターコンテンダーで優勝を果たしており、東京五輪でも活躍が期待される。

張本智和
写真:張本智和/提供:ittfworld張本は国際卓球連盟のインタビューで、「五輪でプレーすることは子供のころからの夢だった。団体戦では中国選手がいるのは1チームしかないので、メダルのチャンスはシングルスよりも高くなる。他の2選手、ヘッドコーチ、リザーブ選手と力を合わせて戦いたい」と述べている。

カルデラノ
写真:カルデラノ/提供:ittfworldまたラテンアメリカで初めて世界ランキングトップ10入りを果たしたブラジルのウーゴ・カルデラノにも注目だ。「私の目標はオリンピックでメダルを獲得することだ。私の大きな目標と練習している目的は、五輪のような大きな大会で中国選手を打ち負かすことだ」とメダル獲得を目指している。

ティモ・ボル
写真:ティモ・ボル/提供:ittfworld各国若手が台頭する一方で、40歳のベテランのティモ・ボルを擁するドイツは、2008年に始めて銀メダルを獲得し、ロンドン五輪、リオ五輪ではそれぞれ銅メダルを獲得している。
ボルは「中国選手が長年、このスポーツを席巻しているが、彼らを倒すためにベストを尽くす」と、意気込みを述べている。

出場チームと選手は以下の通り。

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