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世界卓球代表も参戦 宋恵佳は2019年大会に続く優勝狙う<ビッグトーナメント見どころ>
国内大会 世界卓球代表も参戦 宋恵佳は2019年大会に続く優勝狙う<ビッグトーナメント見どころ>
2021.04.18 文:ラリーズ編集部
<卓球 ビッグトーナメント 4月19日~4月22日 熊本県立総合体育館>
4月19日から熊本の地にて、日本卓球リーグが主催するビッグトーナメントが行われる。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、今年度で30回目を迎える本大会は、世界選手権代表選手が参戦し、熱戦が予想される。
ビッグトーナメントとは
写真:平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部ビッグトーナメントは日本卓球リーグ実業団連盟が主催する大会の1つで、男女シングルスと男女ダブルスが行われる。全試合5ゲームマッチで行われるが、日本卓球リーグ独自ルールで5ゲーム目は6-6から始まる。
また、今大会女子シングルスには世界選手権釜山大会代表選手が特別招待され、スーパーシードとしてベスト8から参戦することとなった。今大会で男女シングルスベスト8、男女ダブルスベスト4に入ると全日本選手権への推薦枠を獲得でき、それとは別に男女それぞれ8名が海外遠征の対象選手に選ばれる。
新型コロナウイルス感染防止策として、無観客試合として開催され、事前のPCR検査などが徹底される。無観客開催ではあるが、ラボライブによるインターネットライブ配信が実施される。
男子シングルス見どころ
写真:笠原弘光(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部前回大会準優勝の笠原弘光(シチズン時計)は第1ステージの第9シードで登場する。水谷隼と同世代の“水谷世代”で、31歳ながらいまだ日本トップクラスの実力を誇っている。
両ハンドともに安定して威力のあるドライブを放つことができるため、プレーにおいて欠点が少ない選手であり、今大会の優勝候補の1人に挙げられる。前回大会よりも上の優勝の座へ進むことはできるのか。
写真:小西(吉田)海偉(東京アート)/撮影:ラリーズ編集部小西(旧姓:吉田)海偉(東京アート)もまた、今大会優勝候補の1人である。右ペンの攻撃型で、裏面を使わないスタイルで今も尚全日本選手権でランク入りしている。2010年に同じく卓球選手であった小西杏さんと結婚し、今大会は小西海偉として登録されている。
強烈なフォアハンドドライブと俊敏なフットワークを武器に、表彰台に上がることができるのか、こちらも注目だ。
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