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「世界水泳」世界の舞台に戻ってきた池江璃花子が準決勝全体5位で明日の決勝へ

写真:池江璃花子(提供:YUTAKA/アフロスポーツ)
6年ぶりとなる世界水泳の舞台に池江璃花子が戻ってきた。

7月28日、世界水泳「女子50メートルバタフライ準決勝」が行われ、池江璃花子が25秒70のタイムで全体5位となり、決勝進出を果たした。

今年の日本選手権で4冠を達成するなど完全復活を印象付けた池江が、世界水泳でもメダルを目指す。

親友でありライバルの世界水泳4連覇中のサラ・ショーストロムの隣レーンで泳いだ池江

予選と同じく絶対女王のサラ・ショーストロムの隣レーンで準決勝に挑んだ池江だったが、スタートからサラ・ショーストロムにリードを許してしまう。

25メートル付近までは5~6番手あたりと苦しい展開となったが、持ち味の後半の伸びをこの舞台でも見せた。

最後の5メートルで一気に2位争いに加わり、結局2位を確保した。

25秒70でのフィニッシュとなったが、3位が25秒74、4位が25秒75、5位が25秒77とかなり接戦だった。

池江は準決勝全体5位で6年ぶりとなる世界水泳の決勝に駒を進めた。

8位のサラ・ユーネピックが25秒77であったため、一瞬でもミスをしていれば決勝進出できなかったほどの接戦だったことがわかる。

白血病の治療を経てカムバックした池江が、再び世界水泳に戻ってきたということで、会場は大きな歓声に包まれた。

レース後にはサラ・ショーストロムから祝福される場面もあり、水泳界にとって素晴らしいニュースとなった。

池江と同じく準決勝に進出していた相馬あいは、26秒18のタイムで全体15位となり、決勝進出はならなかった。

女子50メートルバタフライ決勝は、明日29日の20時2分スタート予定となっている。

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