感覚、センスを可視化する AIRFITSWIM(エアフィットスイム)の現場活用法

ジュニアスイマー発掘や専門種目アドバイスにも

── 今後はこの「AIRFITSWIM」をどういう方向に進化させていく予定ですか。

柴田: 将来的には、心拍数と動作を一つのセンサーでできるようにしていきたいですね。そうすると練習メニューの作り方や疲労回復についてもデータから、より個々にあった練習環境を提案できるので。

あとは、将来的にデータが溜まっていけば、有望なジュニアスイマーの発掘や専門種目のアドバイスにも貢献できると考えています。

上半身の動きがスムーズな子には、バタフライが合ってる、抵抗の少ない泳ぎでプルの強い子には、ロングディスタンスの種目が合ってる、の様なアドバイスが出来るサービスになればと思っています。

── なるほど、この分野は開拓する余地がまだまだ大きいんですね。楽しみにしてます。

写真:選手、コーチとディスカッションの様子/提供:AIRFIT

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取材・文:槌谷昭人

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