【サッカー】シャルケ吉田に痛手!コンビ組むCBマリク・チャウがACミランに電撃移籍!
写真:吉田麻也(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
セリエAのACミランが、シャルケ04からマリク・チャウ(21)を獲得したことを発表した。
2027年までの5年契約で、移籍金は600万ユーロ(約8億3000万円)となる。
日本代表CBの吉田麻也にとっては、CBでコンビを組んでいただけにこの移籍はかなりの痛手となる。
シャルケは前節6失点で立て直し急務もマリク・チャウの移籍で更にピンチ
今季ブンデスリーガに復帰したシャルケにとってかなり深刻な事態が訪れた。
開幕から4試合で勝ち点2の16位と降格圏に沈むシャルケは、ここまでリーグワースト2位の11失点を喫している。
この状況でCBを務めるマリク・チャウが移籍となると、さらに守備網が崩壊してしまう可能性も考えられる。
吉田にとっても、初めてのブンデスリーガ挑戦となり、4試合を消化しこれからチャウとの連携をさらに深め守備陣を立て直すはずだっただけに、ショックが大きいはず。
昨季板倉と共にプレーしたチャウにとっては最高のステップアップ
板倉滉(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)
21歳のマリク・チャウは、シャルケ04の下部組織出身で、昨季は日本代表DF板倉滉ともプレー。
リーグ戦31試合に出場し、チームの1部昇格に貢献していた。
今季は吉田とCBでコンビを組んでいたが、4試合で11失点と大炎上。
しかし、U-21ドイツ代表にも選ばれるその将来性を高く評価したACミランが移籍期限ギリギリで獲得することとなった。
日本代表のレギュラー争いにも影響?
吉田麻也(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
吉田は今季イングランドからドイツへと活躍の場を移し、CBのレギュラーを確保しているが、そのプレーは精彩を欠いている。
同じブンデスリーガでプレーするボルシアMGに所属する板倉滉が絶好調なだけに、今後日本代表のCBにおけるレギュラー争いの行方もわからなくなってきた。
年齢による衰えが指摘されてきている吉田は、自身のプレーを高水準に戻し、シャルケの守備陣を立て直すことができるのだろうか。
次節以降、誰とCBを組むのかにも注目が集まる。
Follow @ssn_supersports