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「W杯」C・ロナウドが切ない終わりを迎え、残るメッシは有終の美を飾れるか

写真:メッシ(AP/アフロ)
様々なドラマが生まれたカタールW杯も、残すところ4試合となった。

モロッコの快進撃やブラジルの敗退によって、ベスト4はアルゼンチン、クロアチア、フランス、モロッコの4ヶ国となった。

一時代を築いたC・ロナウドにとっては失意のW杯となったが、もう1人の英雄であるメッシにはいったいどのようなエンディングが用意されているのだろうか。

華々しいキャリアに比べあまりにも切ないC・ロナウドのエンディング

バロンドール5回、世界最多となるポルトガル代表通算118ゴール、世界最多のキャリア通算816ゴール、欧州選手権優勝、5度のチャンピオンズリーグ優勝など、ありとあらゆるチームタイトルや個人タイトルを獲得してきた。

しかし、そんなC・ロナウドの最後は実に切ないものとなった。

マンチェスター・ユナイテッドで監督を批判したことによって関係がこじれ、契約解除。

さらにカタールW杯では、グループステージこそスタメン出場したが、決勝トーナメントからはベンチに降格。

敗退となったモロッコ戦でも、後半6分からの出場となり、結果を残せずに大会を去ることとなったのだ。

「尻すぼみ」という言葉がぴったりと当てはまるほど、選手として残念な結末となってしまった。

ベスト4まで辿り着いたメッシ、有終の美を飾ることはできるのか

C・ロナウドはベスト8で大会を去ることとなったが、もう1人の英雄であるリオネル・メッシ率いるアルゼンチンはベスト4まで駒を進めている。

準決勝の相手は同じバロンドーラ―であるルカ・モドリッチ率いるクロアチアだ。

前評判ではアルゼンチン有利だが、不屈の精神で粘り強く試合を進めるクロアチアは非常に勝負強く、一切の油断は禁物だろう。

反対の山はおそらくエムバペ率いるフランスが順当に決勝まで辿り着くはずだ。

クロアチアを破ることができれば、新世代を代表するエムバペとの時代を懸けた勝負となる可能性は高い。

現在メッシは4ゴールで、エムバペを抜いてW杯の得点王になるチャンスも十分にある。

メッシはW杯の初戦こそエンジンが掛からず冴えない表情だったが、現在では完全に大会に集中しており、気合の乗った良い表情をしている。

はたしてどのようなエンディングが用意されているのか、まずは12月14日AM4:00キックオフの「アルゼンチン対クロアチア」の一戦に注目しよう。

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