
写真:デ・ヨング(なかしまだいすけ/アフロ)
6月11日に開幕する北中米W杯だが、日本代表にとって最も警戒しなければならない相手と言えば「オランダ代表」だろう。
日本代表は現在怪我人や調子を崩している選手が多くなっているが、そもそもタレント揃いのオランダ代表と対等に戦えるかどうかといった問題がある。
圧倒的な強さで欧州予選を突破した世界ランク7位のオランダ
オランダ代表と言えば、W杯優勝こそしていないものの、長年強豪国として知られた存在だ。
W杯欧州予選では8試合で6勝2分(27得点4失点)という圧倒的な数字を残している。
クーマン監督は豊富なタレント陣を上手くまとめ上げており、W杯優勝を狙えるチームだと言っても過言ではないだろう。
オランダ代表の世界ランクは7位と19位の日本より明らかに「格上」となる。
万全に近い状態で北中米W杯初戦を迎えなければ、勝ち点3を奪い取るのは難しいと判断できるだろう。
攻撃陣もさることながらオランダの守備陣は世界屈指!
オランダ代表はシャビ・シモンズやメンフィス・デパイ、コーディ・ガクポといった攻撃陣やフレンキー・デ・ヨング、ライアン・フラーヘンベルクといった世界レベルのMFもいる。
しかし、最も警戒すべきなのはDF陣だ。
世界屈指のDFとして知られるフィルヒル・ファン・ダイクを筆頭に、ファン・デ・フェンやユリエン・ティンバー、ファン・ヘッケ、デ・リフトなど世界的なDFが多くなっている。
「3-5-2」と「4-3-3」を使い分けているが、基本的にクロスに対しては「3枚のDFで跳ね返す」といった形となる。
そのため、右の堂安、左の三笘がサイドを突破したとしてもビッグチャンスはなかなか作れないのではないか。
バイタルエリアも能力の高いボランチがいるため、攻め手は多くないだろう。
前半から上田がポストプレーで存在感を出せればチャンスもいくつかは生まれるはずだが、もしも屈強なDFに潰されてしまうようならば、タイプの違うCFを投入し打開を図る必要があるかもしれない。
オランダ戦に限っていえば、前田大然を後半途中から(上田が通用しないようならば後半頭から)投入しスピードでかき乱すといった戦い方も「あり」ではないか。
また、シャドーに久保建英と鎌田大地という狭い空間でもボールを扱える選手を配置することでDFラインとボランチのポケットでチャンスを作り出すといった攻め方も可能だ。
どちらにしても日本代表に多くのチャンスは訪れないだろう。
果たして森保監督はどのような布陣でオランダ戦に臨むのか。
その監督としての手腕に注目だ。
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