「J1リーグ最終節」首位神戸はホームで湘南と対決!2位広島と3位町田にも優勝の可能性あり
大迫勇也(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
12月8日、J1リーグ最終節「ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレ」の一戦がヴィッセル神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸で行われる。
神戸は勝利すれば文句なしの優勝となるが、引き分けや敗戦となると2位の広島や3位の町田に逆転優勝される可能性もある。
サイドからのクロスが軸の神戸と激しいプレスが軸の湘南
1位と15位という順位差があり、さらには神戸のホームで行われる試合であることから、神戸が優位に試合を進める可能性は高い。
しかし、直近5試合の直接対決では神戸の3勝1分け1敗となっており、勝利した試合も1点差ゲームが2試合と毎回かなり接戦模様となっていることから油断はできない。
湘南の軸である中盤での激しいプレスに苦戦するようだと、引き分けや敗戦も十分にありえるといえるだろう。
神戸はやはり前線の3人の破壊力に期待だ。
第2節から連続出場を続ける武藤嘉紀(12得点)と神戸の次世代を担う逸材である宮代大聖(10得点)の両WGのクロスと得点力、そしてエース大迫勇也(11得点)の勝負強さで湘南をねじ伏せたいところだろう。
2位広島、3位町田にも優勝のチャンスあり
ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレに勝利をすればその時点でJ1リーグ2連覇が決定するが、引き分けもしくは負けとなると2位のサンフレッチェ広島と3位の町田ゼルビアにも優勝のチャンスが出てくる。
・神戸引き分け以下で広島が勝利すれば広島の逆転優勝
・神戸敗戦、広島が引き分けの場合得失点差で広島が逆転優勝
・神戸敗戦、広島敗戦、町田が勝利なら町田が逆転優勝
・神戸敗戦、広島引き分けの場合、町田が10点差をつけて勝利しない限りは広島の逆転優勝
このように、各試合の結果によって優勝チームが決まるわけだ。
最終節はJ1リーグ全試合が同時刻開催(12月8日14時キックオフ予定)となる。
ノエビアスタジアム神戸で行われるこの試合はチケットがすでに完売している。
昨季もシーズン終盤の試合に来場しキックインセレモニーを担当した神戸出身の乃木坂46の五百城茉央さんが今回の湘南戦にも来場予定となっており、「勝利の女神が再び来場」と神戸サポーターは盛り上がっている。
果たして大迫や武藤ら攻撃陣が爆発しJ1リーグ連覇を達成させることができるのか、試合の行方に注目だ。
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