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上田綺世がCL初得点!公式戦3戦連発でフェイエノールトに欠かせない戦力に

写真:上田綺世(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
10月23日、CL第3節「ベンフィカ対フェイエノールト」の一戦が行われ、1-3でフェイエノールトが勝利した。

この試合にスタメン出場した上田綺世(26)は前半12分に得点を奪うなどチームの勝利に貢献した。

待望のCL初得点を奪った上田綺世

オランダリーグ(エールディビジ)で4位につけているフェイエノールトは、エースのヒメネスが9月22日のNACブレダ戦で負傷し長期離脱となっている。

しかし、その後7節のNECナイメヘンと1-1の引き分けとなった以外は公式戦4連勝中と好調を維持している。

上田綺世は好調なチームを象徴する存在として活躍している。

リーグ戦では2試合連続得点中で、この日行われたCL第3節でも見事得点を決めたのだ。

左サイドで裏に抜け出したパイシャオンからのグラウンダーのクロスを冷静に右足インサイドでゴールに流し込んだ。

これで公式戦3戦連発となり、「ヒメネスの代わりとしては不十分」といった評価を覆しつつある。

フェイエノールトもこの試合の勝利でCL2勝1敗とし、16位に浮上している。

24位以内に入れば決勝トーナメント進出の可能性が残るため、まずまずの状況だといえるだろう。

ヒメネスは年内の復帰が絶望視されているため、当面は上田の出場機会は多くなるはずだ。

現時点で公式戦4得点1アシストだが、シーズン前半終了時点で8得点2アシストと得点関与数を2桁に乗せることができれば、評価を高めることができるだろう。

もしも現在の得点力を維持し12月末までに2桁得点が奪えれば、「ヒメネス移籍後のエース」としてクラブに認知してもらえるかもしれない。

更には、他のクラブから獲得オファーが舞い込む可能性もある。

今後ユトレヒト、アヤックス、AZと強豪クラブとの3連戦があり、その後にはCL第4節のザルツブルグ戦が待っている。

この4連戦で結果を残せれば、「ヒメネスの穴をしっかりと埋めた」と評価されることだろう。

そういった意味では、上田の今後のキャリアに大きく影響する4連戦となりそうだ。

上田の成長は日本代表にとっても有益だ。

日本代表におけるCFの1番手としてプレーしている上田だが、ライバルである小川航基の存在感が増している。

北中米W杯までレギュラーを守り続けるためには、今後も欧州で一定以上の結果を残す必要があるといえるだろう。

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