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年明けから復帰予定の冨安健洋、アーセナルのプレミア優勝&CL優勝に欠かせないピースとして活躍できるのかに注目

写真:冨安健洋(提供:アフロ)
日本代表DF冨安健洋は当初の予定よりも早く復帰できそうだ。

イギリスメディア『football.london』は、年明け早々にも冨安健洋が戦列復帰すると伝えた。

アジアカップへ参戦をする可能性もあるが、アーセナルがプレミアリーグとCLで優勝を狙うためには冨安の活躍は欠かせない。

DF陣に絶対的な安心感をもたらす冨安が年明けに復帰予定

12月23日に行われたプレミアリーグ第18節「リヴァプール対アーセナル」の一戦はハイレベルな試合となったが、結果は1-1の引き分けとなった。

アーセナルのアルテタ監督は、リヴァプールのサラーに決められた失点の際に「冨安ならば止められていたかも」と脳裏によぎったのではないだろうか。

左SBの1番手であるジンチェンコは、ビルドアップや攻撃への関与では冨安を上回る能力を持っている。

しかし、守備能力に関してはそこまで高い選手ではなく、「この試合は守備で綻びを見せたくない」といった試合ではネックとなる可能性もあるのだ。

その点、冨安は守備に関してトップクラスの能力を持っており、他の選手のカバーを含むサッカーIQも高い。

冨安がDFラインにいるだけで、守備の安定度は飛躍的にUPするわけだ。

そんな冨安が年明けにも復帰するということで、おそらくアルテタ監督は心強さを感じていることだろう。

プレミアリーグ優勝争いやCL上位進出などハイレベルな試合が続く

冨安にとっても年明けから6月までの半年間は非常に重要な期間となることだろう。

18節終了時点でプレミアリーグの優勝争いは熾烈を極めており、1位のアーセナルから5位のマンチェスターシティまでの勝ち点差はたったの「5」となっている。

シティは消化試合数が1試合少ないため、実質的にはさらに勝ち点差は狭くなっているといえる。

残りの20試合はどの試合も負けられない(というよりも勝たなければならない)試合となるため、DFのすべてのポジションを担えハイレベルな守備ができる冨安の存在は非常に大きいはずだ。

さらにアーセナルはCLでも決勝トーナメントに進出しており、ラウンド16ではポルトガルの強豪ポルトとの戦いとなるが、アーセナルの方が格上であるためベスト8以上も現実的な目標となる。

すべての試合が貴重な経験となるため、冨安はシーズン終了まで怪我無く走り抜けたいところだろう。

まずは冨安がアジアカップの招集メンバーに入るかどうかがポイントとなる。

日本代表がアジアカップを制覇するために冨安を招集するのか、それとも招集せずにアーセナルでの戦いに集中させることになるのか、その動向に注目だ。

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