夢の共闘か!三笘薫の残留&冨安健洋のブライトン移籍が現実味を帯びる

冨安健洋,サッカー

写真:冨安健洋(提供:アフロ)
プレミアリーグのアーセナルとの契約を解除した冨安健洋(26)だが、11月復帰めどであるにも関わらず多くの強豪クラブから強い関心を寄せられている。

7月10日にはプレミアリーグのブレントフォードとブライトンが冨安の獲得に興味を示していると英メディア『Sports Boom』が報じている。

もしもブライトンへの移籍が決まることになれば、三笘薫と冨安健洋の共闘が実現することになる。

複数人のDF獲得も万能性のある冨安獲得ならばブライトンの戦力は確実にUP

ブライトンは、例年と同じように若く才能ある選手を次々に獲得している。

その中には、層が薄いとされるDFの選手も複数人いる。

クラブ・ブルッヘから獲得した左SBのマキシム・デ・クーパー(24)は、間違いなくレギュラー候補としてプレー機会が与えられることだろう。

また、ブライトンは193㎝のイタリア代表CBディエゴ・コッポラ(21)を獲得しているが、これはブライトンで長年キャプテンを務めているダンクの代わりとなる選手だろう。

ダンクも今年11月には34歳となりスピードは確実に落ちてきているため、2025-2026シーズン中にコッポラがスタメンになる可能性も高い。

左SB候補として獲得したマキシム・デ・カイペル(24)もCBや右SBでプレーできる選手であるが、同じく左利きでSBもCBもこなせるイゴールがブライトンから移籍する可能性が高いため、カイペルはその穴を埋める人材だと判断できる。

このように、着実にDF陣の補強を進めているブライトンだが、新たなCBのリーダーであるファンヘッケにも移籍の噂があるため安心はしていられない。

DFの複数ポジションを担える良い選手を安価な金額で獲得しておきたいところだが、冨安はそんなブライトンの考えに最も合う選手となっている。

アーセナルとの契約を解除したことにより、ブライトンは冨安を安価な金額で獲得できる。

11月復帰見込みという点はマイナス要因であり、怪我の再発というリスクがあるのは確かだが、絶対的レギュラー候補として獲得するわけではないため、そのリスクは決して高くはないだろう。

もしもコンディションを戻しCBやSBとしてプレー可能となるならば、冨安は実力的にワールドクラスであるためブライトンのDFラインに安定をもたらすことになる。

当初は移籍濃厚とみられていた三笘も残留の可能性が高まっている。

「三笘薫と冨安健洋」という日本屈指のスターが共闘することになるため、日本のファンからの注目度は大幅にUPしブライトンは商業的なメリットも得られる。

果たしてブライトンは冨安を獲得するのか、今後の動向に注目だ。