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アジアカップで証明!日本代表史上最強のCBとなった冨安健洋がもたらす効果

写真:冨安健洋(PA Images/アフロ)
2月3日、アジアカップ準々決勝「イラン代表対日本代表」の一戦が行われる。

日本代表のFIFAランキングが17位、イラン代表は21位となっており、共に優勝候補と称されるほどアジアでは圧倒的な存在である両国が準々決勝で対戦する。

実力者がひしめく試合となるのは間違いないが、その中でも特に実力が抜きんでている存在が、冨安健洋だ。

その存在感は圧倒的!冨安がピッチにいるだけでチームのレベルが格段に上がる

これまでも怪我をせず代表でプレーする時には別格のプレーを披露していた冨安だが、このアジアカップでは次元の違うレベルへと到達しているように映る。

それは約10ヶ月ぶりの敗戦となったイラク戦の前後半を観ても明らかだ。

冨安が出場した後半は、一気に日本代表のレベルが上がり、攻勢を強められた。

個人としてのDF能力の高さだけでなく、DFのライン設定やMF、FWへの指示など、チームに与える影響が圧倒的に大きい。

サッカーは11人対11人で行うスポーツゆえに、1人の選手の重要性は少人数で行うバスケットボールなどと比べると少ないはずなのだが、冨安の出場有無でチーム力が大幅に変わってしまうのだ。

具体的に挙げていこう。

まずは個人としての能力の高さだ。

187㎝という恵まれたサイズに優れた身体能力が備わっているため、ヘディングでの競り合いや相手へのドリブルへの対処などで負けることはほとんどない。

プレミアリーグで優勝争いをしているアーセナルにおいても、「トミーをドリブルで抜くのは最も困難」と仲間たちに称されるほどだ。

守備能力だけ見ても、歴代の日本代表CBの中でもトップクラスであるといえる。

さらに素晴らしいのは、「両足を遜色なく使える」という点だ。

右足でも左足でも同じようにボールを扱うことができるためビルドアップも常にスムーズに行える。

守備に関しても両足が使えるため、CBでもどちらのSBでもこなせてしまう。

そして最後に「意識」だ。

冨安は代表活動中に、「アーセナルの一員として戦っていること」を強調することが多い。

常日頃からトップオブトップの選手たちと共にハイレベルなサッカーをしているという自負があるからだろう。

DFラインの設定も、声をかけてから上げるのではなく、「ラインはここだよ」と示すように自身がその位置まで上がる。

板倉滉や両SBの選手たちは、常に冨安の立ち位置を確認しながら、ラインを上げている。

高い意識で常に前線とDFラインがコンパクトになるように心掛けている(90分の中で気を抜く瞬間がほとんどないのも素晴らしい)ため、冨安が出場している時間は日本代表が試合を優位に進められるのだ。

間違いなく日本サッカー史上最高のDFであり、遠藤航の次のキャプテン候補であるといえるだろう。

バイエルンに所属している韓国のキム・ミンジェも良いCBだが、試合への影響力を踏まえれば間違いなく冨安がアジアナンバーワンのCBだろう。

果たして冨安擁する日本代表のDF陣は、強敵イラン代表の攻撃をゼロで抑えることができるのか、注目しよう。

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