日本代表はまだまだ強くなれる!ステップアップ移籍すべき4人の代表選手

中村敬斗(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

中村敬斗(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
サッカー日本代表は、アジア最終予選の第5節でインドネシア代表を4-0で下し北中米W杯出場権獲得に大きく前進した。

アジアでは圧倒的な強さを誇る日本代表だが、伸びしろのある選手が大勢いるためまだまだ強くなる可能性を秘めている。

今冬もしくは来夏にステップアップすべき選手を何人か挙げてみよう。

久保建英(レアル・ソシエダ)

23歳の久保はかなりサッカー選手としての完成形に近づいてきており、「世界トップクラスの選手」といっても過言ではないレベルに足を踏み入れている。

今季はスタートダッシュに失敗したが、レアル・ソシエダもラリーガでは強豪の部類に入るクラブだ。

しかし、すでに久保はソシエダではなくメガクラブでプレーすべきレベルに達しており、今冬もしくは来夏にステップアップすべきだといえるだろう。

リヴァプールやチェルシー、トッテナムなどが強い興味を示しているといわれている。

中村敬斗(スタッド・ランス)

24歳の中村敬斗は、ここ数年で順調にステップアップを果たし、今季はスタッド・ランスでも5試合連続得点を奪い、縦への突破のクオリティも上がるなど欧州でも注目の選手となりつつある。

年齢的にもさらにステップアップすべきであり、今冬もしくは来夏は移籍のタイミングであるといえるだろう。

ユヴェントスやドルトムント、ナポリなどが候補か。

佐野海舟(マインツ)

欧州移籍初年度にしていきなりボランチとしてレギュラーを獲得し、マインツの中心選手として活躍している佐野海舟もステップアップを考えるタイミングといえるだろう。

実力的にはすでに遠藤航のライバルとして代表の常連となるべき選手だが、スキャンダルによってキャリアは大きく後退した。

23歳という年齢を踏まえればまだ急ぐ必要はないが、スキャンダルを払拭し日本代表に復帰するためには、より大きなクラブで活躍し「招集すべき選手」になる必要がある。

バイエルンやドルトムント、レバークーゼンといったドイツ国内の強豪クラブへの移籍が実現するか注目だ。

高井幸大(川崎フロンターレ)

20歳の高井幸大も、早急にステップアップすべき代表選手の1人だといえる。

192㎝とサイズに恵まれ、落ち着きとビルドアップの上手さも兼ね備える逸材なだけに、1年以内に欧州クラブへステップアップ移籍すべきだろう。

北中米W杯でのメンバー入りを実現させるためにも、思い切った決断が必要だといえる。

ドイツ下位クラブやオランダ、ベルギーのクラブをワンステップ目にすることで、試合経験を積みながら成長できるはずだ。