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カタールW杯メンバー、中山の代わりは旗手か原口が有力?森保監督はカタールへ出発

写真:Koji Watanabe/Getty Images Sport
11月7日、カタールW杯に臨む日本代表の森保監督は、選手よりも一足先にドーハへと出発した。

成田空港での取材では、「(勝ち進んで)できる限り帰国を遅くしたい」と抱負を語り、アキレス腱を損傷しメンバーから外れる中山雄太の代わりになるメンバーにも言及した。

負傷離脱の中山雄太の代わりとなるメンバーについても言及

成田空港での囲み取材では、「DFに限らず選出していこうと考えている」と述べ、「戦うオプションを広げられるようにしたい」と言葉を続けた。

この森保監督の言葉から、「複数のポジションをプレーすることができるユーティリティな選手」を想定しているように感じる。

そういった意味では、セルティックの旗手怜央やウニオン・ベルリンの原口元気などが有力であると予想できる。

11月3日に行われたEL(ヨーロッパリーグ)第6節のチューリッヒ戦でハムストリングを痛めたアーセナルの冨安は、W杯でのプレーが可能であると森保監督が説明。

冨安の離脱回避はポジティブな話題だが、大会前に怪我人が続出していることからも、ユーティリティ性のある選手を1人加える可能性が極めて高いと言えるだろう。

クラブで好調な旗手か、それとも経験豊富な原口か

旗手怜央は、森保監督からの評価は決して高くない選手であるにもかかわらず、中山の代役としてファンから選出を期待されている。

9月下旬に行われた欧州遠征の2連戦で出番がなかったことで可能性は潰えたかに思えたが、この1ヶ月間の怪我人多発でユーティリティ性のある旗手が再び注目されている。

左サイドバックの経験もあり、ボランチやWG、トップ下など、幅広いポジションで高いレベルのプレーが可能だ。

そして原口元気。

30歳と脂の乗った年齢であり、前回のロシアW杯ではゴールを決めるなど大一番にも強い。

今回の日本代表には、W杯を経験した選手が少ないため、原口が加わることでプレー面以外の部分でもプラスとなるはずだ。

ただし、右サイドバックは伊藤洋輝もプレー可能であり、CBの板倉滉の回復具合が思わしくないケースを想定してCBのポジションを追加招集する可能性もある。

そうなれば、空中戦にも強いニームの植田直通やグラスホッパーの瀬古歩夢などが選出される可能性もあるだろう。

はたして最後のワンピースはどの選手となるのか、森保監督の決断に注目が集まる。

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