日本代表が三笘&久保のアベック弾など7-0で中国に圧勝!7か月ぶり代表復帰の伊東純也も復帰弾を決める
写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
9月5日、サッカー北中米ワールドカップ最終予選グループC「日本代表対中国代表」の一戦が行われ、7-0で日本代表が勝利した。
日本は前半に遠藤航と三笘薫が得点を決め、後半にも南野の2得点、7ヶ月ぶりの代表復帰となった伊東純也、前田大然、久保建英が得点を決め試合内容でも圧倒した。
日本キラーのイヴァンコヴィッチ監督もお手上げの強さ
クロアチアやイラン、オマーンの監督を務めていた際も日本代表に勝利している中国代表のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督。
徹底的に日本代表を分析し過去に3勝を挙げていることから、まさに「日本キラー」といえる。
全メンバーが中国国内でプレーしている選手である中国は、2週間もの期間この日本戦に向けて合宿を組んできた。
しかし、中国は日本のクオリティの高さに思うようにボールが持てない。
立ち上がりから日本は多くのチャンスを作り、前半12分には久保のCKから遠藤が見事なヘディングを決めた。
その後も圧倒的にゲームを支配した日本は、前半アディショナルタイムに追加点を奪う。
右サイドから堂安が質の高いクロスを逆サイドに出すと、走り込んだ三笘が完璧なヘディングシュートでネットを揺らした。
右サイドでは堂安と久保がポジションを入れ替えながら効果的な攻撃を行い、左サイドでは三笘の突破からいくつものチャンスを作った。
後半にも三笘とのコンビでエリア内に侵入した南野がシュートを決め3-0とリードを広げ、数分後には上田の落としを受けた南野が再び素晴らしいシュートを決めリードを4点に広げた。
試合の行方は決まったが、伊東純也が途中交代するとスタジアムは大歓声に包まれる。
7か月ぶりに復帰となった伊東は、後半32分に5点目となる得点を決めた。
後半42分には前田大然、後半アディショナルタイムには久保が強烈なシュートを叩き込み、終わってみれば7得点の大勝となった。
さらに日本はこの試合で代表初召集の高井幸大を出場させた。
高井は20歳になったばかりとは思えぬ落ち着いたプレーで代表デビュー戦を無事に終えている。
日本代表は、大きな改善点が見当たらないほどゲームを通じてほぼパーフェクトな試合だったといえるだろう。
初戦勝利の日本は9月10日にバーレーンと対戦
ワールドカップ最終予選で日本はグループCに入ったが、上位2位に入ればワールドカップ出場が決まり、3位、4位になればプレーオフに進む。
日本代表は初戦に勝利したことで今後優位に大会を進められるだろう。
日本代表は9月10日にバーレーンとアウェーで対戦する。
バーレーン戦に勝利すれば最終予選2連勝スタートとなり、8大会連続のワールドカップ出場が一気に近づく。
果たして最終予選を連勝で飾ることができるのか。
バーレーン戦も注目だ。
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