堂安律(写真:アフロ)

未だ若手の入る余地なし!サッカー日本代表2列目の熾烈なレギュラー争い

堂安律(写真:アフロ)
史上最強の呼び声高いサッカー日本代表だが、未だ2列目では10代~22歳の若手選手がポジション争いに食い込めないばかりか招集されることもない。

それほど日本代表の2列目のタレントは豊富となっている。

欧州で結果を残す日本代表の攻撃的MF達

南野拓実(モナコ)はリーグ・アンとCLを合わせ3試合連続得点を挙げ、今季の成績を6得点5アシストとした。

三笘薫(ブライトン)もプレミアリーグとFA杯を合わせ3試合連続得点を挙げ、今季の成績を8得点3アシストとした。

久保建英(レアル・ソシエダ)はELノックアウトフェーズプレーオフのミッティラント戦ファーストレグでワールドクラスの得点を挙げており、今節のレガネス戦でも独力で得点を奪い今季の成績を7得点3アシストとした。

伊東純也(スタッド・ランス)は直近は得点やアシストは残せていないが、今季の成績は4得点4アシストとまずまずの結果を残している。

中村敬斗(スタッド・ランス)は8得点2アシストと抜群の得点力を発揮している。

堂安律(フライブルク)は直近のブンデス・リーガ第23節のブレーメン戦で2得点を挙げCL出場圏内となる4位浮上に大きく貢献した。
今季の成績を8得点5アシストとした。

鎌田大地(クリスタル・パレス)はリーグ戦での得点やアシストこそないが、カラバオ杯では2得点2アシストと結果を出している。

旗手玲央(セルティック)はチームの主力として活躍しており、今季の成績は7得点4アシストと結果を残している。

日本代表では、「4-2-3-1」であれば3つのポジションをこの8人で争うことになり、「3-4-2-1」であればシャドーの2つのポジションとWBの2つのポジションを担うことになる。(WBはSBタイプのDFが担う可能性もあり)

つまり、これだけ欧州で実績を残していてもベンチスタートとなる可能性も高いわけだ。

このハイレベルなポジション争いに若手選手が加わるのは容易ではない。

そこそこの結果では割り込むことができないため、5大リーグもしくはそれに次ぐレベルのリーグでシーズン10得点以上の結果を残す必要があるといえるだろう。

北中米W杯はこの8人で当確であるといえるが、W杯後のことを考えれば最低でも新たな若手選手1人は日本代表に食い込んでもらいたいものだ。

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