プレミアリーグで三笘と対決も!田中碧、プレミアのウェストハム&フルハム移籍の可能性浮上
写真:田中碧(提供:Laci Perenyi/アフロ)
田中碧の逆襲が始まるかもしれない。
6月22日、ドイツメディア『Rheinische Post』は、プレミアリーグのウェストハムとフルハムが田中碧の獲得を狙っていると報じた。
移籍が決まれば、幼馴染である日本代表MF三笘薫とプレミアリーグで対戦する可能性もある。
右膝内側じん帯断裂からの逆襲劇が始まる予感
先日行われた日本代表の国際親善試合(エルサルバドル戦とペルー戦)では、遠藤航や守田英正だけでなく旗手怜央や鎌田大地、堂安律などがアンカーやインサイドハーフで出場し、中盤の層の厚さを示した。
右膝内側じん帯断裂によって代表から遠ざかっている田中碧は、蚊帳の外感が強まっているが、来季から逆襲劇が始まるかもしれない。
現在はリハビリ中だが、すでにデュッセルドルフには移籍の希望を伝えている。
来季は欧州の1部リーグでのプレーを希望しており、活躍次第では日本代表の中盤におけるレギュラー争いに再び参戦してくるはずだ。
180㎝とサイズ的にも見劣りはせず、球際も強くテクニックがありながらもシンプルなプレーを心掛けるスタイルは、欧州1部リーグであっても重宝されることだろう。
ドイツ2部では影を潜めてしまったが、タイミングの良い攻め上がりからの得点も魅力の1つだ。
怪我の影響がどれほどかにもよるが、完全復活できれば十分に移籍先でもスタメンを張れる実力があると言えるだろう。
今回関心を示しているのは、プレミアリーグのウェストハムとフルハムだ。
今季の成績はウェストハムが14位、フルハムは10位とどちらも上位ではないが、プレミアリーグでマンチェスター・シティやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドといったメガクラブと戦える経験は非常に大きいはずだ。
特にウェストハムは、ECL(欧州カンファレンスリーグ)で優勝しており、来季はELに出場できる。
田中碧にとっては、プレミアリーグを経験できるだけでなく、欧州のコンペティションにも参加できるため、正式なオファーが来れば断る理由はないだろう。
フランクフルトやブレーメンなども関心を示す
田中碧には、プレミアリーグの2クラブだけではなく、ブンデスリーガのフランクフルトやブレーメンも関心を寄せていると噂されている。
ブレーメンは下位争いをする可能性が高いが、フランクフルトの場合は上位を目指せる上に来季はECLへの参加が決まっているため、田中碧にとっては魅力的なクラブであると言える。
果たして欧州1部クラブへの移籍は実現するのか。
そして再び日本代表のレギュラー争いに加わることができるのか。
今後の田中碧の動向に注目だ。
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