
ソン・フンミンはサウジアラビアからのオファー拒否で再びプレミアでの得点量産を狙う
写真:ソン・フンミン(提供:AP/アフロ)
韓国代表FWソン・フンミンがサウジアラビアのアルイテハドからの年俸3000万ユーロ(約186億円)という巨額オファーを拒否したとイギリス紙『ザ・サン』が報じた。
今夏欧州リーグに所属するスター選手を続々と獲得しているサウジアラビアの各クラブだが、韓国のエースは取り逃すことになりそうだ。
トッテナムは今季プレミアリーグで8位に終わり、欧州のコンペティションへの出場権を逃している。
エースのハリー・ケインが移籍する可能性が高いため、ソンは来季トッテナムのエースとしてプレーすることになる。
腰の痛みを抱えていたと告白!手術を受け万全の状態で来季を迎える
2021-2022シーズンはプレミアリーグの得点王を獲得したソン・フンミンだったが、2022-2023シーズンは公式戦14得点6アシストと若干数字が落ちていた。
しかし、「実は腰を痛めながらプレーしていた」と韓国メディアの『朝鮮放送』で明らかにした。
シーズン終了後には手術に踏み切っており、すでにリハビリを経て国際親善試合のエルサルバドル戦に韓国代表の一員として出場している。
新シーズン前のトッテナムのキャンプにも問題なく参加可能であるため、万全の状態で来季のプレミアリーグ開幕を迎えられるはずだ。
年齢的にもまだ30歳(7月8日で31歳)とまだまだ数年はトップフォームを維持できるため、2026年北中米W杯への出場も可能だろう。
三笘薫がプレミアリーグで頭角を現しているが、ソンもまだまだアジアナンバーワンの座を譲る気はないはずだ。
ハリー・ケインが移籍濃厚であるため、来季はエースとしての活躍が求められる
トッテナムの絶対的エースであるハリー・ケインは、今夏の移籍市場の注目株となっている。
パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードといったビッグクラブが獲得を狙っており、残留する可能性は低そうだ。
そのため、トッテナムのソン・フンミンにかかる期待はより大きくなる。
プレミアリーグ優勝は正直なところ難しそうだが、再びCL出場権の4位以内を目指すことは十分に可能だ。
すでにスコットランドリーグを制したセルティックからポステコグルー氏を監督として招聘しており、今後前線や中盤の補強も行うはずだ。
果たして腰の痛みを克服したソン・フンミンは自身の活躍によって再びトッテナムを強豪クラブに押し上げることができるのか、来季の活躍に期待しよう。
Follow @ssn_supersports