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レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督,久保建英

久保建英&トラオレ不在、ムニョス大怪我のレアル・ソシエダ、満身創痍で国王杯準々決勝に挑む

写真:レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督(Winner Media/アフロ)
1月23日、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の準々決勝「セルタ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われる。

ソシエダは久保建英とトラオレが不在であり、左SBのアイエン・ムニョスが前十字じん帯断裂の大怪我を負ったことから、かなり選手のやり繰りが難しくなっている。

駒不足は明らかであるため、厳しい戦いが予想される。

満身創痍のソシエダ、ファンは久保とトラオレの早期復帰を願う

20日に行われたラ・リーガのセルタ戦でさらなる悲劇が起きた。

左SBのアイエン・ムニョスが前十字じん帯断裂の大怪我で今季中の復帰が絶望となったのだ。

これでキーラン・ティアニーにかかる負担も非常に大きくなるだろう。

ティアニーも今季ハムストリングを怪我をしていることからも、あまり無理ができるとは思えない。

レアル・ソシエダも対策をしていない訳ではない。

ウニオン・ベルリンからシェラルド・ベッカーを完全移籍で獲得した。

左右のWGやCFもこなせるスピードスターなだけに、久保の不在やアリ・チョの移籍の穴をある程度は埋めることができる。

それでも、中盤やDFラインはかなり駒不足となっており、今後1人でも怪我人が出ればユースの選手をトップ昇格させて対応することになるだろう。

国王杯ではベスト8に進出しており、2月15日にはCLラウンド16の1stレグ(パリ・サンジェルマン戦)が行われる。

久保やトラオレが復帰するまでの間にラリーガの試合が4試合あることを考えれば、ベッカーが加わったとしても戦力が足りず疲労困憊な状況が続くことだろう。

国王杯優勝orラ・リーガ5位が目標か

今季のソシエダは、久保が絶対的なエースに成長した一方で、怪我人が非常に多くチームとしては苦しい戦いが続いている。

CLでは見事ベスト16進出を果たしたが、ラ・リーガでは下位クラブに勝ちきれない試合が多く、勝ち点を伸ばせていない。

現在6位(勝ち点35)だが、5位のアスレティック・ビルバオは勝ち点41、4位のアトレティコ・マドリードが勝ち点41(消化試合がソシエダよりも1試合少ない)という現実を踏まえれば、良くても5位確保といったところだろう。

来季のCL出場はかなり絶望的で、ELの出場権すら危うい。

そうした現状を踏まえれば、割切って国王杯優勝かラ・リーガ5位を目標として定めて目の前の試合に集中すべきだろう。

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