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久保建英不在のレアル・ソシエダ、来季の欧州コンペティション出場権確保のため負けられない1ヶ月が始まる

写真:オヤルサバル(ムツ・カワモリ/アフロ)
ついにレアル・ソシエダ最大の戦力である久保建英がアジアカップに参加するためチームを離れる。

ラ・リーガ19節終了時点で勝ち点32で6位につけるソシエダは、久保なしで上位陣に食らいついていかなければならない。

久保不在時にどのようなチーム編成で戦うべきなのか、アルグアシル監督の手腕に注目が集まる。

ジローナがアトレティコ撃破で優勝争いは2クラブに絞られる

シーズンはまだ半分しか経過していないが、今季の優勝争いはレアル・マドリードとジローナの一騎打ちになる可能性が高そうだ。

19節終了時点でレアルとジローナは勝ち点48で並び、3位のアトレティコ、4位バルセロナ(共に勝ち点38)に勝ち点10も差をつけているのだ。

ラ・リーガでは、シーズン終了時点で4位以内に入れば来季のCL出場権が与えられる。

さらに、5位を確保すればELの出場権が与えられる。

久保が所属するレアル・ソシエダは現在勝ち点32の6位だが、4位でフィニッシュできればベストであり、最低でも5位フィニッシュがノルマとなる。

久保不在で上位陣に食らいつかなけれなならない

レアル・ソシエダは、スビメンディ、ミケル・メリーノ、ブライス・メンデスというハイクオリティな中盤でポゼッションし、右WG久保と右SBトラオレのコンビでチャンスを作る形が最も破壊力のある攻撃となる。

左WGのバレネチェアも力を付けてきているが、個人としての打開力もSBとのコンビネーションも右サイドと比べればワンランク落ちる。

久保のアジアカップ参加によって、ソシエダは最大の武器を失うということになる。

13日には5位のビルバオ戦、2月4日には2位のジローナ戦と重要な試合が続くだけに、久保の不在はかなり厳しいといえるだろう。

さらには2月14日には今季最も重要な試合であるCLラウンド16のパリ・サンジェルマン戦が控えている。

日本代表がアジアカップで決勝まで進出した場合は、日程的にもコンディチョン的にも久保の復帰は難しくなるはずだ。

この1ヶ月間は、キャプテンのオヤルサバルを右WGにしてCFをアンドレ・シウバとウマル・サディクで回していくような布陣で戦っていくことが予想できる。

久保という最大の武器がなくなるため、左WGのバレネチェアの打開力が生命線となることだろう。

果たして久保が不在となる1ヶ月間で上位陣に食らいつくことができるのか、ソシエダの戦いに注目だ。

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