日本人サッカーファンにとってはダブルショック!リバプールがスペイン代表スビメンディ獲得濃厚。久保と遠藤に大きな影響も
写真:スビメンディ(なかしまだいすけ/アフロ)
移籍市場に精通するロマーノ記者が「交渉は進行中だ。リバプールは自信を持っている」と情報を発信した。
その他にも『The Athletic』や『Relevo』なども同様の内容を報じており、スペイン代表MFスビメンディの移籍の確率はかなり高まっているといえそうだ。
スビメンディがソシエダからリバプール移籍となれば久保建英と遠藤航の双方に大きな影響が及ぶ
スペイン代表のスビメンディは、世界でもトップクラスのアンカーとして知られており、レアル・ソシエダにとって最も重要な選手と言っても過言ではない。
バスク地方出身であるため、これまでソシエダからの移籍はないと思われていたが、すでに世界的選手に近づきつつあるため引き留めることが難しくなってきている。
敬愛するシャビ・アロンソ(現レヴァークーゼン監督)と同じように、リバプールへと移籍する可能性が高まっている。
ソシエダにとってはこれほど大きな戦力ダウンはない。
中盤の主力であるミケル・メリーノもアーセナル入りが濃厚となっているため、ソシエダの中盤のクオリティは一気に下がってしまう。
クロアチア代表MFのスチッチを獲得してはいるものの、2人が移籍することになればスチッチ1人では穴は埋まらない。
久保建英にとっても、相手の攻撃を摘み取り自身にパスを供給してくれる2人がいないことで攻撃に絡む回数も減ってしまうだろう。
遠藤航にとってはさらに大きな問題となる。
なぜならば、ポジションを争う直接的なライバル関係となるからだ。
先述した通り、スビメンディはすでに世界でもトップクラスのアンカーだ。
将来性豊かな若手選手であれば遠藤も経験を武器にポジション争いが可能だが、スビメンディは完成された一流選手であるがゆえに、正直なところ分が悪い。
スペイン代表ではマンチェスター・シティのロドリに次ぐ存在ではあるが、代わって出場しても遜色ないレベルでプレーできる選手なのだ。
もしもスビメンディのリバプール移籍が決まったならば、ほぼ確実に遠藤はサブメンバーとなってしまうだろう。
さらにスビメンディは昨季も代表戦含め51試合に出場するなどタフな特性も持ち合わせている。
そういった意味では、遠藤の出場期間は試合終盤の5分~10分やカップ戦のみになる可能性もあるということだ。
メガクラブに所属している宿命ではあるが、今季の遠藤はかなり厳しい時間を過ごすことになりそうだ。
果たして情報通りスビメンディはリバプールに移籍することになるのか。
その動向に注目だ。
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