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三笘薫(写真:REX/アフロ)

来季の欧州サッカーは日本人選手大活躍の予感!ポイントはEUROとコパ・アメリカ、そしてライバルの存在

三笘薫(写真:REX/アフロ)
伊藤洋輝(25)のバイエルン移籍を筆頭に、今夏多くの日本人選手がステップアップ移籍を実現させそうな雰囲気があるが、来季は欧州サッカー界で日本人選手の存在感がより一層高まる予感が漂っている。

その理由を具体的に挙げていこう。

EUROとコパ・アメリカ

サッカーファンならばすでにEUROとコパ・アメリカが今オフに行われていることを知っているだろう。

EUROは欧州ナンバーワンを決める大陸コンペティションで、6月23日~7月14日まで行われる。

対してコパ・アメリカは、北米及び南米のナンバーワンを決める大陸コンペティションで、6月21日~7月15日まで行われる。

欧州サッカーにおいては、欧州選手と南米選手が大多数を占めており、EUROとコパ・アメリカに出場している各クラブの主力選手たちはこの大会でかなり疲労を溜め込んでしまう可能性が高い。

本来身体を休める期間に激戦を繰り広げるため、来季はコンディションを保つのがなかなか難しくなる。

対して日本人選手はすでにオフに入っており、蓄積された身体の疲れを今後数週間かけて癒すことができる。

どの選手も万全なコンディションで新シーズンを迎えることができるのは、大きなアドバンテージとなるだろう。

ライバルの存在

日本代表クラスの選手たちはもちろん、有望な日本人選手たちも数多く欧州でプレーするようになっているが、仲間意識と共にライバル意識も当然ながら存在する。

実際に多くの選手たちがインタビューなどで日本人選手の活躍が刺激になると公言している。

例えば右SBであれば、菅原由勢と今夏欧州に移籍する毎熊晟矢は完全なるライバルであり、CBを務める板倉滉や冨安健洋、町田浩樹も各クラブで活躍している。

ボランチの遠藤航と守田英正も、旗手怜央や田中碧、そしておそらく今夏欧州に移籍するであろう佐野海舟に刺激を受けるはずだ。

右WGは伊東純也と久保建英、堂安律、左WGは三笘薫と中村敬斗、トップ下は鎌田大地と南野拓実というように、各ポジションで複数のレギュラー候補がいる現在の日本代表では、そのライバル関係がポジティブに働くはずだ。

多少活躍したとしても、「ライバルに差をつけるにはもっと活躍しなければ」と感じ慢心することがない。

十分な休養をとった日本人選手が新シーズンでどのような活躍を見せるのか注目だ。

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