久保建英の相棒FWセルロート、レアル・ソシエダへの完全移籍を希望
アレクサンデル・セルロート(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
スペインの「ムンド・デポルティボ」紙は、ノルウェー代表のセルロートがレアル・ソシエダへの完全移籍を希望していると報じた。
今季は日本代表MF久保建英の相棒FWとして大活躍しており、完全移籍が実現すれば久保にとっても良いニュースと言える。
ライプツィヒとの契約は2025年6月までとなっている。
セルロートはレンタル移籍ながら今季公式戦5ゴール2アシストと大活躍
今季のレアル・ソシエダは、開幕後にエース候補のイサクがニューカッスルへ移籍し、サディクを完全移籍、セルロートをレンタル移籍で獲得するなどバタつきを見せた。
移籍間もなくサディクが靭帯断裂で長期離脱すると、期待の若手であるアリ・チョーも怪我がちとなり、FW陣がかなり手薄な状態となった。
そんなチームを救ったのが、久保建英とセルロートのコンビだった。
パワーのセルロートとテクニックの久保の相性は抜群で、何度もお互いのアシストから得点を奪ってきた。
もしもセルロートをレンタルで獲得していなければ、EL(ヨーロッパリーグ)のグループリーグ1位突破も、ラ・リーガ6位という順位も実現できなかっただろう。
もはやレアル・ソシエダにとって欠かせない戦力となったことで、来季の完全移籍での加入も十分にあり得ると言える。
セルロートが来季完全移籍で加われば、完璧な陣容が整う
今季のレアル・ソシエダは、EL優勝やラ・リーガ4位以内を目指している。
どちらかの目標を達成すれば、来季はCL(チャンピオンズリーグ)にチャレンジすることになる。
エースのオヤルサバルはW杯明けには復帰可能であり、長期離脱中のサディクも来季はプレーできるだろう。
フランス期待の若手FWであるアリ・チョーも着実に力を付けるはずなので、セルロートが完全移籍加われば、過密日程でも余裕を持ってローテーションを組めるはずだ。
FW陣が安定することで、久保建英は従来のポジションである2列目でプレーすることが可能となる。
ミケル・メリーノやブライス・メンデス、ダビド・シルバとのハイレベルなローテーションが可能となり、CL上位進出も狙える陣容となる。
はたしてセルロートはレアル・ソシエダに正式な仲間として加わることができるのか。
その動向に注目だ。
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