佐野海舟活躍のマインツがバイエルンに勝利!韓国代表イ・ジェソンが2得点
佐野海舟(写真:SportsPressJP/アフロ)
12月15日、ブンデスリーガ第14節「マインツ対バイエルン・ミュンヘン」の一戦が行われ、2-1でマインツが勝利した。
敗れたバイエルンは今季リーグ戦初黒星。
勝利したマインツはこの勝利で勝ち点を22に伸ばし順位を上げた。
佐野海舟はボランチで先発し攻守に奮闘
欧州屈指の攻撃陣を誇るバイエルンが60%以上の支配率でチャンスを多く作ったが、マインツは自慢のハイプレスを試合終盤まで継続させた。
少ないチャンスながら韓国代表MFイ・ジェソンが2得点を奪い2-0のまま試合は進んだ。
この試合にボランチで先発したマインツの佐野海舟は、中盤の底でバイエルンの攻撃を摘み続けた。
ポジション的にドイツ代表のムシアラやミュラーといった世界的な選手と対峙するケースが多かったが、実力的にも全く劣ることもなく、チャンスらしいチャンスを作らせなかった。
76分には積極的に攻め上がりシュートを放つなど攻撃にも積極的に絡んだ。
守備力や運動量はすでにブンデスリーガでも屈指の実力だが、攻撃参加の回数は佐野にとって課題の1つとなっている。
しかし、縦パスや攻め上がりからのシュートなども明らかに意識しており、今後さらに良い選手に成長していくことだろう。
後半アディショナルタイムでも動きは鈍らず、プレスをかけ続けた。
激しい試合内容だったが、佐野はこの試合も終了音笛が鳴るまでプレー。
リーグ戦14試合すべてに先発出場しており、12回目のフル出場となった。
終盤にサネに得点を奪われ1点差に詰め寄られたが、なんとか逃げ切ったマインツは2-1でバイエルンに勝利した。
マインツはドルトムントにも勝利しており、上位陣を苦しめる素晴らしいチームになってきている。
このまま怪我人などが多くならなければ、上位に食い込んでいける可能性もあるだろう。
マインツはこれで年内の試合がアウェーでのフランクフルト戦のみとなった。
暫定3位につける調子の良いチームが相手なだけに難しい試合となることが予想できるが、バイエルンを下した勢いでフランクフルトにも勝利できれば、いよいよ順位もトップ4が現実的な目標となるだろう。
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