
フロリアン・ヴィルツ(写真:AP/アフロ)
9月27日~29日にかけてイングランド各地でプレミアリーグ第6節が行われる。
昨季王者のリバプールが今季も5戦全勝の首位に立っているが、この6節はこのまま独走状態になるかのターニングポイントとなる試合であるといえるだろう。
強豪クラブとのアウェーゲームとなるリバプールとアーセナル
首位リバプールは、アウェーのクリスタルパレス戦に挑む。
クリスタルパレスはエゼが抜けたものの、5節を終えて5位と好調を維持している。
リバプールはジョバンニ・レオーニの負傷によりCBの層が薄く、やや不安を抱えている。
この難しい試合をモノにしライバルたちが引き分け以下の結果となったならば、6節にして独走状態となるだろう。
プレミアリーグのタイトルを本気で狙っているアーセナルもアウェーのニューカッスル戦となるため、厳しい戦いになる可能性が高い。
すでにリバプールに5ポイントの差を付けられていることから、接戦を制し3ポイントを持ち帰りたいところだ。
負傷中のウーデゴールやサカ、マドゥエケが試合に間に合えば良いが、この3人が欠けるようだと引き分け以下の確率も高まってしまうだろう。
ホームで確実に勝ち点3を獲得したいトッテナムとチェルシー
3位のトッテナムはホームで今季未だ引き分けも勝ちもない最下位ウルヴァーハンプトンと対戦する。
明らかに実力差があり、さらにはホームで行われる試合であることから、勝ち点3獲得の可能性は高いといえるだろう。
リバプールが躓いてくれれば、今後も優勝争いのグループに残っていけるはずだ。
チェルシーは現在6位と若干スタートダッシュに失敗しているが、今節のブライトン戦で勝利すればまだまだトップグループに付いていくチャンスはある。
しかし、エースのパーマーが負傷中であり、GKのロベルト・サンチェスも前節レッドカードで退場しているためこの試合は出場停止となる。
ジョアン・ペドロやカイセド、ククレジャ、ブオナノッテ、ロベルト・サンチェス、コルウィル(長期離脱中)と元ブライトン戦士が多いという点も今節の注目ポイントの1つとなるだろう。
三笘薫擁するブライトンとの試合は好勝負になる予感が漂う。
果たしてリバプールが独走状態に突入するか。
それともアーセナルやトッテナム、チェルシーが追走するか。
今節の各試合に注目だ。
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