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圧倒的な放映権料&人気のプレミアリーグ、積極的な補強でさらに魅力的な新シーズンに

写真:グアルディオラ監督(AP/アフロ)
人気、実力ともに世界ナンバーワンリーグと称されている「プレミアリーグ」だが、新シーズンはさらにその魅力が増しそうだ。

かつての強豪クラブの他にも、ニューカッスルやブライトン、アストン・ヴィラといった強豪が生まれているからだ。

降格争いをするような下位クラブであってもかなりの実力があり、プレミアリーグには簡単に勝てる試合は1試合もない。

プレミアリーグの莫大な放映権は全クラブに分配されている

1992-1993シーズンよりスタートしたプレミアリーグは、今や圧倒的な強さを誇るサッカーリーグとなった。

テレビ放映権の高騰により、各クラブが分配を受け新たにスター選手を獲得する。

放映権の50%は全チームに平等に分配されるため、下位クラブであってもある程度の補強が可能なのだ。(残りの50%のうち25%はリーグ順位、25%は放映される試合数に応じて分配される)

他の欧州国のリーグよりも圧倒的に多い放映権料に、スポンサー料や入場料、グッズ売上などが加算されるため、スター選手の多いプレミアリーグはここでも他のリーグよりも優位に立てる。

例えば2023年に発表された収益ランキングでは、プレミアリーグのクラブが20クラブ中11クラブ入っている。

まさにプレミアリーグ1人勝ちのような状態となっているのだ。

2023-2024シーズンはまさに群雄割拠

2022-2023シーズンは、マンチェスター・シティのトレブル(三冠)達成で幕を閉じたが、そんなシティであっても、一瞬の油断も許されないほど現在のプレミアリーグは優勝するのが難しい。

キャプテンのギュンドアンがバルセロナに移籍したものの、コヴァチッチを獲得し盤石な体制で臨むシティ。

ライスやハヴァーツ、ティンバーを獲得し打倒マンチェスター・シティに燃えるアーセナル。

インテルからオナナ、チェルシーからマウントなどを獲得し、優勝を目指すマンチェスター・ユナイテッド。

マクアリスターを獲得し再び4位以内を目指すリヴァプール。

パウ・トーレスやディアビを国外から獲得し、4位以内を狙うアストン・ヴィラ。

ジョアン・ペドロやミルナー、ダフードといった実力者を的確に補強し4位以内を目指すブライトン。

エンクンクやジャクソンを国外から獲得し4位以内を目指すチェルシー。

ミランからトナーリを獲得し、優勝を目指すニューカッスル。

ハリー・ケインの残留を目指しトップ4返り咲きを狙うトッテナム。

上位争いは非常に熾烈を極めるため、新シーズンのプレミアリーグはより面白くなりそうだ。

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