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「パリ五輪」サッカー男子日本代表の気になる準々決勝の対戦相手とは
藤田譲瑠チマ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
男子サッカー競技グループD第3節「日本代表対イスラエル代表」の一戦が7月31日に行われる。
すでに準々決勝進出を決めている日本にとっては1位通過を決める試合となるが、得失点差でも大きく引き離しているため、1位通過は濃厚とみられている。
気になる準々決勝で対戦する日本の相手は
グループDを日本が1位通過すると仮定すると、準々決勝の相手はC組2位の国となる。
グループCはスペイン、エジプト、ドミニカ共和国、ウズベキスタンの4チームとなるが、すでに1位のスペインは準々決勝進出を決めている。
注目の2位争いは、エジプトが勝ち点4(得失点差+1)で優位に立っているものの、3位のドミニカ共和国が勝ち点1(得失点差-2)で可能性を残している。
第3節では、2位のエジプトはスペインと対戦予定となっているため、勝ち点を伸ばせない可能性もある。
対する3位のドミニカ共和国は2試合を終えて勝ち点0のウズベキスタンとの対戦となる。
つまり、同じ勝ち点で並ぶ可能性も意外と高いといえるわけだ。
パリオリンピックでは、同グループ内で勝ち点が並んだ場合、得失点差→総得点というような基準で突破国が決まる。
近年では直接対決の結果を優先する大会もあるが、パリオリンピックでは得失点差が重要となる。
エジプトがスペインに1点差で敗れると勝点は4のままとなり得失点差は「±0」となる。
対するドミニカ共和国はウズベキスタン戦勝利は必須だが、勝利して勝ち点4にするだけでなく、エジプトが1点差でスペインに敗れるならば2点差をつけて勝利しなければならない。
仮に1点差で勝利した場合には、勝ち点4の得失点差「-1」となり、エジプトが2位通過を決める。
グループCの2試合は本日(7月30日)に行われるため、もう間もなく日本の準々決勝の相手が決まることになるわけだ。
基本的には1位スペイン、2位エジプトもしくはドミニカ共和国となり日本はそのどちらかと準々決勝で対戦する可能性は高いのだが、仮にスペインがエジプトに敗戦した場合、スペインが2位通過となる可能性もある。
エリック・ガルシアやパウ・クバルシ、セルヒオ・ゴメス、ディエゴ・ロペス、アベル・ルイスなど実力者が揃うだけに、スペインがもしも2位通過となれば勢いのある日本でも厳しい戦いとなることだろう。
果たして日本の準々決勝の相手はどの国になるのか。
グループCの結果に注目だ。
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