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レアル中井卓大、U—19日本代表にデビューしスロバキア戦勝利に貢献、 松木玖生との共存はお預け

写真:中井卓大(Koji Watanabe/Getty Images)
11月17日、U-19日本代表はスペインのピナタル・アリーナでU-19スロバキア代表と対戦し、3-2で勝利した。

注目のレアル・マドリードのカスティージャ所属の中井卓大がスタメン出場し、チームの勝利に貢献した。

中井は背番号17番で前半のみの出場、松木玖生との共存はお預け

日本の注目の逸材である中井卓大が、U-19日本代表として初めてピッチに立った。

中盤のポジションでスタメン出場し、前半終了までプレーしその後交代している。

U-19日本代表は、2023年に行われるFIFAU-20W杯への出場をすでに決めているスロベキアに序盤押し込まれるものの、徐々にペースをつかんでいく。

前半21分には屋敷優成(大分トリニータ)がゴールを奪い先制、前半はそのまま1-0で折り返した。

中井も存在感あるプレーを見せたが、連戦の予定ゆえ前半のみの出場でベンチに下がった。

後半には、途中出場となった松木玖生(FC東京)と熊田直紀(FC東京U-18)がゴールを奪い、一時は3-0とするも終盤に2ゴールを奪われるなど猛攻を受ける。

その後なんとか凌ぎ切ったU-19日本代表は、見事3-2で勝利した。

この世代の中心選手であるFC東京の松木玖生との共存は出来なかったが、中1日で19日にU-18スペイン代表、21日にU-19フランス代表との試合があるため、今後2人の共闘が見られそうだ。

U-20アジアカップでベスト4以上に入ればU-20 W杯出場が決まる

U-19日本代表は、2023年3月に開催予定のU-20アジアカップでグループDに入っている。

サウジアラビア、中国、キルギスと実力のある国との対戦が決まっており、このスペイン遠征でしっかりとチームとしても個人としても実力を付けておきたいところだ。

この大会で4位以内に入れば、U-20W杯への出場権を獲得できるため、このスペイン遠征はかなり大きな意味を持っている。

中井卓大が引き続きU-19日本代表に選出し、U-20アジアカップに出場するのかは不明だが、経験値を高める意味でもU-20W杯は是が非でも出場しておきたいところだろう。

レアル・マドリードでのトップチーム昇格を目指す戦いと共に、若き日本代表での活躍にも注目だ。

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