まるで全盛期の香川真司!スポルティング守田英正、移籍後初ゴール&おしゃれアシスト!
9月30日、ポルトガルリーグ第8節「スポルティング対ジウ・ヴィセンテ」の一戦が行われ、3-1でスポルティングが勝利した。
この試合では、スポルティングに所属する日本代表MF守田英正(27)が1ゴール1アシストと大活躍。
日本代表の中盤で欠かせない選手となった守田の進化が止まらない。
インサイドハーフらしからぬゴールとおしゃれなアシスト
まずは前半16分、スポルティングは右サイドからアーリークロスをエリア内に送ると、守田は果敢にエリア内に侵入。
逆サイドでボールを受けたヌーノ・サントスがシュートを放つ。
このシュートは枠を逸れていたが、守田が素早く反応し滑り込みながら右足でゴールに流し込んだ。
エリア内への入り方、オフサイドポジションから瞬時に動き直す動きの質、そして素早い反応。
さらにはゴール後の喜び方まで。
そのプレーは全盛期の元日本代表MF香川真司を彷彿とさせるものだった。
前半22分には、またもやFWの様な飛び出しからボールをキープすると、裏に抜け出したペドロ・ゴンサウベスへ絶妙なヒールパスを送る。
このパスをペドロ・ゴンサウベスがきっちりとゴールに流し込み、守田はアシストも記録。
このプレーも全盛期の香川真司が得意としたプレーだ。
「華のない選手」から「華のある選手」へ
守田英正は、日本代表において「人気選手」ではない。
久保建英や伊東純也、三苫薫といった「華のある選手」とは違い、どちらかと言えば「地味な選手」という印象があるのは確かだ。
しかし、現時点で日本代表に最も欠かせない選手であるのもまた確かである。
運動量、激しいプレスとクリーンにボールを奪う上手さ、パスセンスにドリブルテクニックなど、日本代表選手の中で最もトータルバランスの良い選手であり、もはや日本代表の心臓と言っても過言ではない。
ピッチ上でパーフェクトなプレーを披露する守田英正は、確実に「華のある選手」へと変貌しつつあると言えるだろう。
ポルトガルリーグとCL(チャンピオンズリーグ)、そしてカタールW杯での活躍に期待しよう。
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