
前半に先制するもフルハムに引き分けたブライトン、勝ち試合を逃しリーグ戦4試合勝利なし!
三笘薫(写真:ロイター/アフロ)
10月29日、プレミアリーグ第10節「ブライトン対フルハム」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。
ブライトンは左SBのエストゥピニャンやランプティが負傷離脱中ということもありフォーメーションを3バックに変更しこの試合に臨んだ。
圧倒的に試合を支配し先制しながらもその後上手く試合を運べずフルハムに追いつかれドローに持ち込まれた。
日本代表MF三笘薫はスタメンフル出場したが、得点やアシストは記録できなかった。
今季初めて3バックシステムを採用したブライトン
これまで使い続けてきた4バックシステムを3バックに変更したブライトンは、システム変更を感じさせない戦いを見せる。
ウェブスターとダンク、イゴールの3枚とGKスティールのパス回しでフルハムを誘い出しながら、ボランチのバレバやダフード、攻撃的MFに入ったグロスなどが下りてきながらパスをさばいていく。
3枚が自陣に残ることで相手のカウンターにもスペースを空けることなく対応できていた。
ブライトンの前半のポゼッション率は驚異の77%となった。
前半26分にイゴールがパスカットし、ドリブルで持ち上がりながら引き付けてグロスにパスを出す。
グロスは外のアディングラを使う素振りを見せながらも中央のファーガソンにパス。
これをファーガソンが抜群のトラップからシュートを放ち、フルハムのゴールネットを揺らした。
三笘薫も時折攻撃に絡みチャンスを作りシュートチャンスも1度あったが、枠を大きく逸らしてしまった。
3バックということもあり普段よりは三笘とアディングラのポジションは低めに設定されていたことで、多くのチャンスは作れなかった。
三笘とアディングラを上手く使えずフラムに追いつかれる
後半に入ると徐々にフルハムも巻き返す。
ブライトンはなかなか左の三笘、右のアディングラを使えず手詰まり感が出始める。
すると65分、フルハムはブライトンの繋ぎのミスを見逃さず高い位置でボールを奪い、ジョアン・パリーニャが同点ゴールを奪った。
その後ようやく攻勢を強めたブライトンだったが、結局フルハムから得点奪えず1-1の引き分けに終わった。
試合を通じて71%ものポゼッション率としながらも、淡々と中央から同じ攻撃を繰り返すのみで工夫が見られず、勝ち試合を逃したような印象を受ける一戦だったといえるだろう。
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