三笘薫（写真：REX/アフロ）
10月26日、プレミアリーグ第9節「ブライトン対ウルヴァーハンプトン」の一戦が行われる。
今季のブライトンは昨季と違い欧州カップ戦に参戦していないため、前節から1週間スケジュールが空いている。
日本代表MF三笘薫は良いコンディションで試合に臨めそうだ。
コンディション調整に苦しんだ昨季と異なる環境
2シーズン前のプレミアリーグ6位という快挙により、昨季はクラブ史上初となるELに参戦したブライトン。
当時の監督であるデ・ゼルビに信頼された三笘は、毎試合フル出場を果たしていた。
しかし、世界一フィジカルが必要なプレミアリーグとELの試合をこなすことでコンディションを崩した三笘は、怪我を繰り返すようになり、結局終盤は一度もピッチに立てずにシーズンを終えることとなった。
しかし、今季の三笘は環境的に格段に良い状態だ。
ブライトンが昨季11位フィニッシュとなったため、今季は欧州カップ戦への参戦がない。
そのため、スケジュール的には格段にコンディション調整しやすくなっている。
現にCLやELを戦う強豪クラブは、今週のミッドウィークにCLやELの試合を行っている。
例えばプレミアリーグのトッテナムの場合、24日にELの第3節を戦い、27日にプレミアリーグ第9節、30日にカラバオカップ4回戦といったスケジュールをこなす。
これに対してブライトンは、19日のプレミアリーグ第8節から1週間スケジュールが空き、26日にプレミアリーグ第9節、30日にカラバオカップ4回戦となる。
スケジュール的に余裕のあるブライトンは、コンディションの良い状態でプレミアとカップ戦を戦えるわけだ。
もしも今季も欧州カップ戦に参戦していたならば、このタイミングで怪我やコンディション不良に陥ってしまう可能性が高かっただろう。
Ｗ杯最終予選のサウジアラビア戦とオーストラリア戦でプレーし14時間以上のフライトでイングランドに戻ったばかりだったため、三笘には確実にコンディション調整の時間が必要だった。
今季はそれができる環境であるため、チームとしても個人として期待できる。
26日に対戦するウルヴァーハンプトンは現在プレミアリーグ最下位に沈むクラブで、ブライトンのホームで行われる試合となることからも、三笘の今季2得点目も期待できそうだ。
キレキレな三笘のプレーを期待しよう。
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