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三笘薫の2得点で逆転勝利のブライトン、新星バレバも圧巻デビューでプレミア3位浮上
三笘薫(写真:REX/アフロ)
9月24日、プレミアリーグ第6節「ブライトン対ボーンマス」の一戦が行われ、3-1でブライトンが勝利した。
ブライトンはこの日の勝利で勝ち点を15に伸ばし、3位に浮上している。
日本代表MF三笘薫は後半開始から出場し圧巻の2得点でブライトンを勝利に導いた。
疲労を考慮されベンチスタートも後半から出場し大活躍
ブライトンの一員として初となる1試合2得点は、途中出場から成し遂げた。
三笘はアンス・ファティと共に後半開始からピッチに立つと、わずか1分で結果を出す。
キックオフからファティが前線でハイプレスをしたことで三笘が中盤でボールを奪う。
三笘はドリブルで縦に推進すると、左サイドのファティにボールを預ける。
ファティはタイミングをずらしエリア内のダフードへパス。
これをダフードが上手くフリックし、走り込んだ三笘がワントラップし右足のアウトサイドでゴールに流し込んだ。
過密日程を考慮しスタメン9人を入れ替えたことで前半は思うような戦いができなかったブライトンだったが、三笘とファティの投入で一気に流れを引き戻した。
いつも通りの流れるようなパスワークが復活し、ボーンマスを翻弄していく。
迎えた77分、再び三笘が魅せる。
エストゥピニャンのクロスをエリア内に走り込んだ三笘がヘディングシュートし、ゴールネットを揺らした。
三笘の2得点によって3-1としたブライトンは、2点差を守り切り勝利をものにした。
シティ、アーセナル、リヴァプールと共に優勝争いを繰り広げる予感
三笘を筆頭にアンス・ファティ、エバン・ファーガソン、ジョアン・ペドロ、ダニー・ウェルベック、サイモン・アディングラ、ソリー・マーチと破壊力抜群の攻撃陣を誇るブライトン。
6試合で総得点18点を挙げており、アベレージは驚異の3得点だ。
この数字は開幕6連勝を達成したマンチェスター・シティの16得点をも上回っている。
さらにボーンマス戦では、「第2のカイセド」と称されるほどの逸材であるカルロス・バレバが衝撃のデビューを果たした。
たった20分ほどのプレー時間だったが、間違いなく近い将来メガクラブが獲得に動き出すであろう程のプレーを披露した。
カイセドやマクアリスタはチームを去ったが、今夏の補強は大成功し逆に戦力もUPし選手層も厚くなっている。
今季はELと並行してリーグ戦を戦うことになるが、シティやアーセナル、リヴァプールと共に優勝争いを繰り広げることになるかもしれない。
今後も過密日程が続くが、ブライトンの快進撃を期待しよう。
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