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三笘薫、ブライトンの新シーズンに向けたトレーニングに合流!プレミアトップ4を目指す戦いが始まる

写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
7月13日、ブライトンの公式サイトは日本代表MF三笘薫がトレーニングに合流した写真を掲載した。

新加入選手のマフムード・ダフードやジョアン・ペドロといった新戦力もすでに合流しており、いよいよブライトンの新シーズンがスタートすることとなった。

今夏は的確な補強を素早く行い、充実の戦力でプレミアリーグやFA杯、ELを戦うことになる。

マクアリスター&カイセドは抜けたが的確な補強で戦力UPのブライトン

昨季クラブ初となるEL出場権を獲得したブライトンは、マクアリスターとカイセドの2枚看板を移籍により失うことになる。

マクアリスターはすでにリヴァプールに移籍することが決まり、カイセドもチェルシーへの移籍がほぼ確実となっている。

中盤の要である2人が抜けたことで戦力ダウンが懸念されたが、ブライトンは的確な補強を素早く敢行した。

リヴァプールのレジェンドである大ベテランのジェイムズ・ミルナーとドルトムントから実力派MFのマハムード・ダフードを獲得したのだ。

さらに、昨季アヤックスで大活躍したモハメド・クドゥスを近日中に獲得する可能性が高く、中盤のクオリティと厚みは増したと言えるだろう。

スコットランド代表のビリー・ギルモアも昨季終盤から急成長を遂げており、アダム・ララーナやパスカル・グロスも中盤でプレー可能であるため、長いシーズンをハイレベルなローテーションで回せる。

アタッカーでは、ブラジル期待の若手FWのジョアン・ペドロが加入したことにより、さらなる厚みをもたらしている。

ペドロはCFや左右のFWでもプレー可能であり、攻撃陣を活性化させる存在だと言えるだろう。

ブライトンはプレミア得点王をハーランドと争えるポテンシャルを持つ18歳のファーガソンが主軸となり、ウンダブやダニー・ウェルベックがCFで出場可能。

左サイドは三笘薫がファーストチョイスだが、サルミエントやエンシソもプレー可能となっている。

右サイドは、昨季レギュラーだったソリー・マーチとブオナノッテがおり、この前線にペドロが加わることで多少怪我人が出たところで十分に1年間戦い抜ける戦力となった。

残るはコルウィルがチェルシーに戻ったCBの補強のみといったところだろう。

対策を取られ始めた三笘は新たな武器を磨く必要がある

三笘薫にとって飛躍の1年となった昨季だが、世界最高峰のプレミアリーグで活躍し続けるためには現状維持では不十分だ。

すでに各チームは三笘対策をしっかりと実践してきており、実際にシーズン終盤は得点が取れなくなった。

三笘の場合は、自身が得点を取れなくてもチャンスメイクに徹することができるのだが、ブライトンがトップ4に入り来季のCL出場権を獲得するためには、「チャンスが作れて点も取れるWG」とならなければならない。

中にカットインしてからのシュートの質やエリア内で縦にドリブルで抜けて左足インステップのシュートなどの得意の得点パターンを1つでも増やせれば、シーズン2ケタ得点も夢ではないだろう。

果たして三笘薫のプレミアリーグ2年目はどのようなシーズンになるのか、その活躍に期待だ。

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