
「移籍」バイエルンorアーセナル、三笘薫がより輝くクラブはどちらか
三笘薫(写真:REX/アフロ)
5月26日、プレミアリーグ最終節「トッテナム対ブライトン」の一戦が行われ、1-4でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫は後半から左WGで出場し、ディエゴ・ゴメスの得点をアシストするなどブライトンの勝利に貢献した。
そんな三笘薫は今夏移籍する可能性が高いとされている。
プレミアリーグで今季10得点4アシストを記録した三笘は複数のビッグクラブから強い関心が寄せられている。
獲得リスト上位に入っているのはバイエルンとアーセナル
多くのクラブが三笘に対して関心を寄せているが、現時点ではブンデス王者のバイエルンとプレミア2位のアーセナルが強い興味を示している。
バイエルンはすでに代理人と接触していると『スカイスポーツ』が報じており、アーセナルもレアル・マドリードのロドリゴが第1候補ではあるが、交渉不成立の場合は代替え案として三笘を挙げているようだ。
バイエルン、アーセナル共にレギュラークラスでプレー可能か
まずは三笘がバイエルンに移籍したケースを考えてみよう。
バイエルンは左WGを務めているレロイ・サネが移籍濃厚となっており、同じポジションでプレーできるキングスレイ・コマンも移籍の可能性がある。
おそらくどちらかは確実に移籍するであろうことから、三笘が加入すれば左WGのレギュラークラスとしてプレー可能となるだろう。
ブンデスリーガは試合数が5大リーグの中でも少なく、クリスマス休暇もある。
サネが移籍してもコマンが残れば三笘とのローテーションが可能となるため、コンディションに不安を抱える三笘も安心だ。
アーセナルへの移籍が実現したならばどうだろう。
左WGはマルティネッリとトロサールがいるが、アーセナル的には補強ポイントだと感じているはずだ。
マルティネッリはリーグ戦8得点4アシスト、トロサールは8得点7アシスト(CFとしてプレーすることもあった)と期待されているほどの攻撃力を見せられなかった。
アーセナルの左SBは攻撃時に中に絞る(ボランチの位置に移動する)傾向にあるため、左WGは右WGよりも守備への意識を高く持つ必要がある。
WBも可能な三笘であれば、その役割を十分にこなせることだろう。
三笘は28歳と若くないため年齢的な面でアーセナルが尻込みする可能性はあるが、加入すればある程度の出場機会が与えられ、期待されている以上の働きができるのではないだろうか。
もしもトロサールが噂されるサウジアラビアへの移籍を決断し、アーセナルとロドリゴとの交渉が決裂すれば、高い確率で三笘に正式オファーが届くのではないだろうか。
より活躍できそうなのはバイエルンだが、果たして三笘の決断やいかに
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