三笘薫、決定機を決めきれずもマクアリスターの後半AT弾でブライトンがマンUに勝利!
写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
5月5日(日本時間)、プレミアリーグ第28節「ブライトン対マンチェスター・ユナイテッド」の一戦が行われ、1-0でブライトンが勝利した。
FA杯準決勝でも対戦した2チームの戦いは、お互いが攻撃的なサッカーを展開するもノーゴールが続いたが、後半アディショナルタイムにブライトンが得点を奪い勝利を掴んだ。
この勝利でブライトンは来季のEL出場権獲得の可能性が高まった。
日本代表MF三笘薫は、前半に決定的なシュートを放つも決めきれなかったが、フル出場を果たしている。
三笘薫はデ・ヘアとの1対1を決めきれず、前半を0-0で折り返す
FA杯準決勝で対戦した両チームが再びリーグ戦で対戦。
ブライトンはボランチのカイセドを右SBで起用する大胆な策をとった。
前半4分、ブライトンにいきなり大チャンスが訪れる。
マンUのDFライン間のパスをカットした三笘がGKデ・ヘアと1対1となる。
しかし、シュートはデ・ヘアの顔面に当たってしまい、先制点のチャンスを逃してしまう。
三笘はその後も積極的にドリブルを仕掛けチャンスを作るが、なかなか得点までは繋がらなかった。
マンUも時折鋭い攻撃を繰り出し、ラッシュフォードらのシュートでブライトンゴールを脅かすが、GKスティールの好守によって得点できず。
前半終了時点でなんとFA杯から165分以上得点なしという緊迫したゲーム展開が続いた。
後半もスコアレスが続くもATにPKでマクアリスターが決勝点
激しさがさらに増した後半は、マンUのアントニーが相手選手を故意に蹴ったことで両軍ヒートアップする場面もあった。
イエローカード8枚が出されたが、どちらのチームも退場者が出てもおかしくない試合だった。
後半も両チーム決定機を決めきれず、FAカップから合わせて210分間以上ノーゴールが続いたが、後半アディショナルタイムに得点が生まれる。
CKのボールをマンUのルーク・ショーがハンドしてしまい、ブライトンにPKが与えられた。
このPKをマクアリスターが落ち着いて左隅に突き刺し、ついにブライトンが先制。
試合はこのまま1-0で終了し、ブライトンは貴重な勝ち点3を獲得した。
勝ち点を「55」に伸ばしたブライトンは、順位を8位から6位に上げている。
消化試合数もまだライバルよりも少ないため、EL出場権獲得の可能性が高まったと言えるだろう。
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