
ブライトン、ELマンU戦の疲労色濃くフォレストに敗戦 三笘も決定機逸で精彩欠く
写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
4月26日、プレミアリーグ第33節、「ノッティンガム・フォレスト対ブライトン」の一戦が行われ、3-1でフォレストが勝利した。
来季のEL出場権獲得を目指すブライトンにとっては痛い敗戦となった。
日本代表MF三笘薫は先日行われたELマンチェスター・U戦から中2日ながら先発出場し、ドリブルで決定機を作り、後半には決定的なシュートを放つなど奮闘したが、ゴールは奪えなかった。
ELマンチェスター・U戦から中2日の過密日程も得意のポゼッションサッカーを展開
120分の激闘からわずか中2日で行われたこのフォレスト戦は、1トップに19歳エンシソ、トップ下に18歳ブオナノッテという若い2人を起用したブライトン。
疲れは確実に残っていたはずだが、前半から圧倒的なポゼッションでゲームを支配する。
なんと支配率は76%に及んだ。
10分にPKを与えてしまうが、このPKはスティールが見事セーブ。
15分、ブライトンにチャンスが訪れる。
三笘薫が左サイドをドリブルで突破し中央にグラウンダーのパスし、これをエンシソがフリーでシュートするもこれはナバスがファインセーブ。
38分、右サイドからマーチがミドルシュートを放ち、フォレストのGKナバスがはじいたところをブオナノッテが押し込みブライトンが先制する。
ブオナノッテは今季初先発で初ゴールを挙げた。
しかし、前半終了間際に相手のクロスがグロスの足に当たりオウンゴールとなってしまう。
ブライトンは圧倒したものの1-1で後半へと折り返す。
後半疲れの見えるブライトンは集中力を欠き失点を重ね敗北
57分、三笘にビッグチャンスが訪れる。
カウンターからブオナノッテがDFを引きつけながら三笘にパスを出す。
三笘は完全にフリーでシュートを放ったが、このシュートはわずかにゴール右に外れた。
決まっていれば試合を有利に進められただけに、最低でも枠に飛ばしておきたかったところだろう。
すると68分、カイセドが中盤で奪われカウンターを受けると、最後はダニーロに決められてしまう。
終盤はELの疲れからか足が止まったブライトン。
ウェルブック、ウンダブといった攻撃的な選手を投入したが、得点には至らず。
逆にアディショナルタイムにペナルティエリアでダンクがハンドを取られPKを与え、3点目を献上してしまう。
マンチェスター・U戦、フォレスト戦と良いサッカーをしながら2連敗となったブライトンは、今後も過密日程が続く。
はたしてこのままズルズルと順位を下げてしまうのか、今後の戦いに注目しよう。
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