いよいよ大一番のトッテナム戦、三笘薫はブライトンに勝利をもたらすことができるのか
写真:三苫薫(提供:REX/アフロ)
4月8日、プレミアリーグ第30節「トッテナム対ブライトン」の一戦が行われる。
今シーズンも残り10試合あまりとなったが、来季のEL(ヨーロッパリーグ)とCL(チャンピオンズリーグ)の出場権争いも熾烈を極めている。
5位のトッテナムと6位のブライトンの直接対決となるだけに、激しい試合になることが予想される。
勝ち点4差もトッテナムよりも2試合消化試合が少ないブライトン
4月7日現在のプレミアリーグのEL、CL出場権争いは、以下のようになっている。
・3位ニューカッスル(勝ち点53、消化試合数28)
・4位マンチェスター・U(勝ち点53、消化試合数28)
・5位トッテナム(勝ち点50、消化試合数29)
・6位ブライトン(勝ち点46、消化試合数27)
・7位アストンヴィラ(勝ち点44、消化試合数29)
・8位リヴァプール(勝ち点43、消化試合数28)
・9位ブレントフォード(勝ち点43、消化試合数29)
1位のアーセナルが勝ち点72、2位のマンチェスター・Cが勝ち点64であるため、実質3位と4位のCL出場権と5位のEL出場権は上記のいずれかのクラブがものにすることになるだろう。
一見するとニューカッスルとマンU、トッテナムが優位であるように思えるが、ブライトンは消化試合が27試合となっており、他のクラブよりも1~2試合少なく、十分にチャンスが残されているのだ。
8日に行われるトッテナム戦に勝利することができれば、5位トッテナム(勝ち点50、消化試合数30)、6位ブライトン(勝ち点49、消化試合数28)となり、2試合少ない状況で勝ち点1差となる。
すなわち、圧倒的にブライトンが有利になるということだ。
4位マンUと3位ニューカッスルよりも1試合少ないため、今後の展開次第ではCL出場権に浮上できる可能性もある。
トッテナム戦に引き分けもしくは敗れればCLがかなり遠のく
消化試合数が少ないとはいえ、残り試合を考えればトッテナム戦に引き分けもしくは敗れるとCL出場権獲得は厳しくなる。
トッテナム戦の後も、チェルシー、マンチェスター・C、マンチェスター・Uと強豪との試合が続く。
過去4戦はトッテナムの3勝1敗となっており、さらに今回はアウェー戦となるため、かなり厳しい試合となるだろう。
しかし、逆に考えれば、この厳しい試合をものにできれば、間違いなくブライトンに勢いがつくとも言える。
はたして三笘はこの重要な試合で結果を残し、ブライトンを勝利に導くことができるのか、注目しよう。
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