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三笘薫、ジョーカー卒業で日本代表のエースへ、初陣ウルグアイ戦でビッグインパクトなるか

写真:三苫薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
3月24日、サッカー日本代表の国際親善試合「日本代表対ウルグアイ代表」の一戦が行われる。

カタールW杯後、初めての代表戦ということもあり、「新生日本代表」がお披露目となる。

最も注目されているのは、プレミアリーグでも屈指のアタッカーへと成長した三笘薫だ。

カタールW杯ではジョーカーだったが新生日本代表ではエースとして期待される

カタールW杯では、そのドリブルや「三笘の1ミリ」などで話題となったが、その実力は日本代表でも頭1つ飛び抜けている。

実際にW杯後はブライトンの大きな武器として毎試合ゴールやアシストを記録しており、公式戦9得点5アシストを記録している。

三笘がブライトンでレギュラーとなったのは、開幕から約2ヶ月半後の10月下旬であったことを考えれば、その数字がいかに凄いかが分かるだろう。

そんな数字を世界ナンバーワンリーグであるプレミアリーグで残しているのだ。

すでに欧州のメガクラブからも興味を持たれる存在となっていることからも、必然的に3月24日のウルグアイ戦で最も注目される存在となる。

同じく日本代表のスターである久保建英が、コロナ陰性が確認できずウルグアイ戦の欠場がほぼ確実であるため、メディアも確実に三笘にフォーカスするはずだ。

今後は、途中出場からのジョーカー役ではなく、スタメン出場し日本の攻撃を牽引していくことになるだろう。

三笘のドリブル、そして上田綺世との連携に期待

三笘が出場するであろうポジションは、左のWGだ。

どのようなフォーメーションでウルグアイ戦に臨むのかにもよるが、W杯のように三笘をWBで使うような選択肢はさすがにないだろう。

攻撃は三笘を中心とするはずなので、「4-2-3-1」の左WGとなる可能性が高い。

ドリブルや決定的なパス、そして精度の高いシュートが打てる三笘には、高いポジションで勝負させるべきなので、ボランチや左のSB、トップ下の鎌田などはポジショニングを考えながらプレーすることが求められる。

そして攻撃時には、そのドリブルだけでなく上田綺世との連携にも注目だ。

大学選抜の頃から一緒にプレーしてきた盟友であり、共に最高の成長曲線で高みに向かっている。

三笘は前述した通りすでにプレミア屈指のWGとなったが、上田もベルギーリーグ14得点で得点ランキング4位タイとなっている。

来季はさらに高いレベルのリーグに移籍する可能性も高く、日本代表の1トップ候補の中ではファーストチョイスとなるだろう。

三笘がドリブルでエリア内に侵入してクロスを入れ、上田がワンタッチでゴールに流し込む。

そんな光景がウルグアイ戦でも見られるかもしれない。

また、ドリブルでカットインしながらゴールを奪うといった「ビッグインパクト」にも期待だ。

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